バニーマン日記
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013)
【2014/10/17 20:50】 映画ね
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013)
 NEBRASKA

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上映時間 : 115分
製作国 : アメリカ

監督:アレクサンダー・ペイン
脚本:ボブ・ネルソン
撮影:フェドン・パパマイケル

出演:
ブルース・ダーン / ウディ・グラント
ウィル・フォーテ / デイビッド・グラント
ジューン・スキッブ / ケイト・グラント
ステイシー・キーチ / エド・ピグラム
ボブ・オデンカーク / ロス・グラント
アンジェラ・マキューアン / ペグ・ナギー
メアリー・ルイーズ・ウィルソン / マーサ伯母さん
ランス・ハワード / レイおじさん
デヴィン・ラトレイ / コール
ティム・ドリスコル / バート
ミッシー・ドーティ / ノエル

アメリカ北西部のモンタナ州に暮らす老人ウディ・グラント。
ある日、100万ドルの賞金が当たったという、どう考えてもインチキな手紙を受け取る。
ところがウディはそれを信じ込み、はるか遠くのネブラスカまで
歩いて賞金を受け取りに行こうとする始末。
息子のデイビッドは、周囲が何を言ってもまるで耳を貸さない父に根負けし、
無駄骨承知で彼を車でネブラスカまで連れて行くことに。
そしてその道中で、ウディの生まれ故郷に立ち寄る父子だったが…。



第66回カンヌ国際映画祭でブルース・ダーンが男優賞を受賞した。

「アバウト・シュミット」「サイドウェイ」「ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペイン監督が
珍しく脚本を手掛けていない作品。

実を言うと、この監督の作品は日本未公開の「ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!」は
面白いと思いましたが、その後の「アバウト・シュミット」「サイドウェイ」はあらすじを読む限りは
とても興味をそそられる作品たちだったのですが、世間の評判程には僕は楽しめませんでした。

それでも「アバウト・シュミット」はともかく、「サイドウェイ」がアカデミー賞にノミネートされた時は、
ロード・ムービーが好きな人間としては、これは絶対観たい!と思わせる内容でした。でも実際観てみると、
何か物足りない。よくできている作品だとは思うのですが・・・。
あらためて観直してみると印象は変わるかもしれませんが、当時はそう思いました。

そして前作の「ファミリー・ツリー」。これがなかなか良かった。なので今作は楽しみにしていました。
今年のアカデミー賞授賞式を見た時も、なかなか良さそうだなという感じはあったし、ロード・ムービーだし。

で、結論はなかなか良かった。
なかなかというのが微妙なんですけど。
でもオススメします。
後は自分の判断で(^_^;)。
途中は違和感もあったけど、ラストが良かったので、結果オーライという感じですね(^_^;)。

ネタバレあります。

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先ず、主演のブルース・ダーン。彼が何と言っても良いですね。
ちょっと呆けて人の言うこと聞かないジイサン役が絶品です。
僕のまわりもこんな人がたくさんいて、実際とっても迷惑なんですけど(-_-;)、
映画で観るかぎりは憎めないです・・・(^_^;)。

その奥さん役のジューン・スキッブ、この人もスゴイです。めちゃくちゃぶっとんでいます。
口の悪いことこの上なし。それも下ネタてんこ盛り。自分の母親だったら、そりゃ嫌ですね(笑)。

息子役のウィル・フォーテもなかなかいい味出しています。父親のお供で散々な目に遭うのですが、
その時の勘弁してよっていう表情がいいですね。いやー他人事とは思えません(笑)。

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ロード・ムービーをモノクロで撮ったというのが、この作品が成功した第一要因といってもよいでしょう。
やっぱり趣があっていいですね。アメリカの田舎の寂しさが非常によく表現されていると思います。

モンタナからネブラスカまでの距離感というが全然わからないのですが(^_^;)、今ちょっと調べたら、
約1500キロで、日本でいえば青森から山口までだそうです。って本州の端から端までってことじゃないですか。
アメリカ人ってスゴイよね、それを車で移動しようと思うんだから。

題名はネブラスカなんですけど、実はこの映画の主たる舞台はネブラスカじゃないです。
ロード・ムービーだから路上でしょう?ということじゃなくて、主人公の故郷であるネブラスカの手前の小さな
田舎町がこの映画の一番の舞台です。ここで主人公の親戚、昔の仕事仲間、昔の恋人たちと再会するのですが、
これがとんでもない人たちで、お金が絡むとここまでいやしくなるのかという方々ばかりです(^_^;)。

あっ、昔の恋人だけは良い人です。この役のアンジェラ・マキューアンがこの町の数少ない良い人を好演しています。

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で、この映画で気に入った場面を幾つか。

先ずは、100万ドル当たったという呆け老人の妄想を本気にした親戚が、昔お金を貸したから返してくれと
タカりだしたところ、あの口の悪い奥さんが撃退したところですね。奥さんの口には誰も勝てません(笑)。
その上その口ぶりからは、夫への愛情も感じられるところが良かったです。

お次は、これまた100万ドル当たったことを信じてタカっていたのに、詐欺だとわかったとたんウディのことを
バカにした元仕事仲間のエドに、あのおとなしい息子のデイビッドが一発!くらわすところです。
やるじゃないか、デイビッド!

そして、一番良かったところは、この映画のラストですね。

やっと着いたネブラスカで、当然のことながら100万ドルがもらえないことがわかってガッカリする父親の為に、
デイビッドはトラックとコンプレッサーを手に入れのですが、父親の故郷に戻ってきたところで、父親に運転を譲るんです。
トラックを運転するウディを見て、町の人々はエっ!?て顔をするんですけど、そこは気持ちよかったですね(笑)。

でもなんでアメリカ人ってこんなにトラックが好きなんでしょう?

お次はちょっと残念だったところ。

よく分からなかったのが、詐欺?の会社を訪れた時の場面。
勿論100万ドルはもらえないのだけど、詐欺会社のお姉さんが、わざわざ遠くから来てもらって申し訳ないと、
高額当選者のキャップをくれるのですが、なんだか変じゃない。その会社が普通に存在しているのもエっーだし・・・。
あれって別に詐欺でもなんでもないのか・・・?

あとデイビッドの従兄弟のバートとコール。あれだけの犯罪をやらかしておいて罰は無し?
まーこの先ロクな人生歩まないでしょうが・・・。

それとあまりにさもしい人が多すぎること。ちょっと辟易しました。
ラストで救われましたが。

☆予告です。





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