バニーマン日記
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014)
【2015/12/21 21:03】 映画は
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014)
 BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

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上映時間 : 120分
製作国 : アメリカ

監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
脚本:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
ニコラス・ヒアコボーネ
アレクサンダー・ディネラリス・Jr
アルマンド・ボー
撮影:エマニュエル・ルベツキ
音楽:アントニオ・サンチェス
出演:
マイケル・キートン / リーガン
ザック・ガリフィナーキス / ジェイク(リーガンの弁護士で友人。プロデューサー)
エドワード・ノートン / マイク
アンドレア・ライズブロー / ローラ(リーガンの恋人で女優)
エイミー・ライアン / シルヴィア(リーガンの元妻でサムの母親)
エマ・ストーン / サム(リーガンの娘)
ナオミ・ワッツ / レズリー
リンゼイ・ダンカン / タビサ(ニューヨーク・タイムズの演劇批評家)

かつて主演した大人気スーパーヒーロー映画「バードマン」のイメージが払拭できずに、
その後は鳴かず飛ばずの俳優人生を送るリーガン。
私生活でも離婚に娘サムの薬物中毒と、すっかりどん底に。
そこで再起を期してレイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』を
原作とする舞台を自ら脚色・演出・主演で製作し、ブロードウェイに打って出ることに。
ところが、大ケガをした共演者の代役に起用した実力派俳優マイクの横暴に振り回され、
アシスタントに付けた娘サムとの溝も深まるばかり。
本番を目前にいよいよ追い詰められていくリーガンだったが…。



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今年(2015年)のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞を受賞。

シニカル(ブラック)なコメディ。
で、ある種のファンタジー作品でもある。

先ずは一言目の感想を、面白かった!です。
が、だから何?というのも、素直な感想です・・・(^_^;)

ハリウッドやブロードウェイ等のショウビズ界&批評家というかメディア等の批判といった
内容なので、この作品を批評すること自体が野暮みたなものと言える。
が、そんなことも言ってられないので、書いていきます。

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バットマンを演じたマイケル・キートンが、バードマンを演じたリーガン役を演じたというのが、
先ずは成功の一つ。元アメコミヒーローの苦悩というのは、キートンのキャリアを知って観るから、
なかなか興味深くなる。ただ、キートン本人がそうであるのかは、別問題ですが。

その相手役にエドワード・ノートンを選んだことが、二つ目の成功のカギ。
これは賭けだったかもしれないけど、結果は良かった。
キートンとの絡みだけではなく、サム役のエマ・ストーンとの絡みも良かった。
そうそうエマがまったく美人に見えないのがスゴイ。

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彼等だけじゃなく、出演者みなさん、良かったです。

僕にとって意表を突かれたのは、弁護士&プロデューサー役のザック・ガリフィナーキス。
彼のことを調べたら、彼の出演作は幾つか観ているんだけど、ハングオーバー・シリーズの
印象が強すぎて、最初は同一人物と認識できなかった・・・(^_^;)

全編1カット(風)というのは、確かに面白い。
実際のところは1カットじゃないということは兎も角、長回しであることは事実なので、
演じる俳優も大変だと思うし、カメラマンも大変。そして編集も大変だったと思う。

いや~、カメラは素晴らしい。カメラマンはゼロ・グラビティを撮った人なんですね。
でも、褒めたのになんですが、カメラが五月蠅いのが気になった。
カメラが動き過ぎなんだよな~。

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兎も角、1カットの効果はあったのか?というと、話題になったということぐらいにしか思えない。
緊張感の持続というのは、確かにあるかもしれないけど、今作はサスペンスじゃないし、
ここまでこだわった理由がよく分からない・・・。

音楽は良かった。
あのドラムソロはすごかった。

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再起をかけた元アメコミ?ヒーローの苦悩というのはよく分かった。
監督も良くやった、カメラも素晴らしい、音楽最高、出演者も良かった。
でも、観終わって、結局のところ成功したのかというとなかなか微妙。
何が問題かな?
意外に深くなかったということかな・・・。
思わせぶりということか。
そこが映画の難しいところ。
もしくは、アカデミー賞受賞の功罪か・・・。
こんなことを書くから、批評家批判の作品を監督はつくるんだ(笑)

どうでもよいですが、アメリカってやっぱり今でも外でアルコール飲んじゃダメなんだ。
少なくとも建前では、飲んではいけないことになっているんですよね。
紙袋で隠していればOKなんだけど・・・?

☆予告↓






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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

はじまりのうた(2013)
【2015/11/04 18:59】 映画は
はじまりのうた(2013)
 BEGIN AGAIN

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上映時間 : 104分
製作国 : アメリカ

監督:ジョン・カーニー
脚本:ジョン・カーニー
音楽:グレッグ・アレクサンダー
音楽監修:アンドレア・フォン・フォースター
マット・サリヴァン
出演:
キーラ・ナイトレイ / グレタ
マーク・ラファロ / ダン
ヘイリー・スタインフェルド / バイオレット
アダム・レヴィーン / デイヴ
ジェームズ・コーデン / スティーヴ
ヤシーン・ベイ / サウル
シーロー・グリーン / トラブルガム
キャサリン・キーナー / ミリアム

音楽プロデューサーのダン。
かつては人気ミュージシャンを次々と発掘し、ヒットを飛ばしてきた彼だったが、
すっかり時代に取り残され、ついには自分が設立したレコード会社をクビになってしまう。
失意のまま飲み明かし、酔いつぶれて辿り着いたバーで、
ふと耳に飛び込んできた女性の歌声に心を奪われる。
小さなステージで歌を披露していたのは、シンガー・ソングライターのグレタ。
ブレイクしたミュージシャンの恋人デイヴに裏切られて別れたばかりで、
今も失意のどん底。そんなグレタに一緒にアルバムを作ろうと提案するダン。
お金のない2人がスタジオに選んだのは、なんとニューヨークの街の中。
ストリート・ミュージシャンたちに参加してもらい、大胆にも路上で
ゲリラ・レコーディングを敢行してしまう2人だったが…。



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「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の新作。
オススメです。
音楽ファン必見です!

前作がアイルランドらしい?薄暗い曇りの画面だったのに、今回はニューヨークが舞台で、
画面も見違えるほどのキレイさです。予算が違うか? あー下世話な判断(笑)

同じ“音楽”を扱っていても、全く雰囲気違います。
でも、音楽に愛情たっぷりということに変わりはありません。
勿論、前作同様、曲(歌)の出来は言うこと無し!

オープニングから引き込まれます。
アコギの弾き語りの歌を、あーしてこーすると、こうなるんですねという良いお勉強になります。
アレンジの力って大きいな~って、今更ながらです(笑)。

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主人公のダンは、時代遅れの音楽プロデューサーで、自分の会社をクビになり、娘にも相手にされない
単なるアル中オヤジのようですが、ちゃんと理由があったんですね。

もう一人の主人公・グレタは、“歌の作り手”というか、自分の曲には当然ながらこだわりがある女性で、
でも彼(デイヴ)が売れ線狙いに路線変更していくのが耐えられない上に、浮気されてどん底。

そんなダンとグレタの二人が出会って、金は無いけどアイデアは有るというわけで、路上をスタジオに、
ミュージシャンはあの手この手で集めて、録音をしちゃうという、なんとも素敵なお話です。

それに、音楽ネタの場面がいちいち良いんです。
ダンとグレタが二股のイヤホンジャックで、お互いのプレイリストを同時に聞く場面とか、
グレタとスティーヴがデイヴの留守番電話に歌を吹き込む場面とかね。

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で、何度も書くけど、曲(歌)が良いんですよね。

キーラ・ナイトレイは、何と言うか、シンガー・ソングライターらしい歌い方。
基本それなりに上手いけど、歌が上手い!っていうタイプより、じっくり丁寧に歌うっていうかんじ。
同じ歌をアダム・レヴィーンも歌うんですが、こちらは流石!という分かりやすい上手さ。
いやいや、ホントにアダム・レヴィーン、歌上手いな~って、改めて思いました。

☆キーラ・ナイトレイ / “Lost Stars”



☆アダム・レヴィーン / "Lost Stars"



尚、アダム・レヴィーン(マルーン5)は自分の宣伝になるからノーギャラでいいと言ったそうです。
マジっすか? まー儲けているからお金の心配はないですね、彼の場合。

それとやっぱりニューヨークの街が言うことないよね。
絵になる街ですね。もちろん、監督の街の切り取り方が良いってことなんですけど。

出演者は、キーラ・ナイトレイもマーク・ラファロも、その他みなさんいい味出ています。

憎き共同経営者のサウルって、今回はヤシーン・ベイという名前だけど、モス・デフという名前で
「銀河ヒッチハイク・ガイド」「僕らのミライへ逆回転」「キャデラック・レコード」なんかに
出ていた彼なんですね、へ~すっかり忘れていました。っていうか、結構印象が違うのでビックリ。

ダンの娘役のヘイリー・スタインフェルドって、「トゥルー・グリット」のあの少女!
大きくなりましたね!

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製作にジャド・アパトーの名前見つけてビックリです。
何故ビックリかって? 彼の履歴を調べて頂ければ分かります(笑)
まーこんなことはどうでもいいことです。

ラスト(エンドロール)はこの映画らしい結末です。
でもダンはヤリ手ビジネスマンじゃなかったということですね。
それが彼らしいんですけど(笑)。

ただ僕は売れ線の歌も、イマドキの歌も否定はしません。
というかそれはそれで好きなので。
商業ロックも好きですよ(笑)

レコード会社が難しいのは、売れ線の歌が売れるとは限らないし、
良い作品が売れるとは限らない。映画もそうなんですけどね。
で、勿論会社としては売れて利益を上げなきゃならない。

この作品もアダム・レヴィーンを起用したということは、
メジャーなことを否定しているんじゃなくて、
CDが売れなくて、ダウンロードの世になり、
YouTubeでタダで観放題とい今を素直に表現しているということ。

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つまりデイヴやサウルのような人もいれば、グレタのようにお金儲けが第一ではなく、
純粋に自分の作品を自分のやり方で表現したいだけっていう人もいるってこと。

そういうグレタみたいな人にとって、メジャー(大資本)は、大きく儲けたいから相容れないけど、
テクノロジーの発達で、素人のような人でも発表の場所が出来たってことはスゴイ世の中になりましたね。
グレタも決して自分の曲を世に出したくないというわけじゃないんですよね。
ただ他人に干渉されたくないだけ。

ダンは自分のお目に適うアーティストを世に出したい、グレタは自分のしたいようにさせてくれる会社と
契約したい、というそれぞれの夢を追い、諦めなかった結果がこうだった。
いや夢を諦めないということがテーマじゃなくて、夢の実現の仕方が問題ということです。
単なる夢をいかに結果に結びつけるか? 夢見るだけじゃダメなんですよね。

でもこの映画の一番の胆は、ダンのセリフにあります。
「音楽の魔法だ。陳腐でつまらない景色が美しく輝く真珠になる。」
ちょっと記憶があやふやなので違うかもしれないけど・・・。

☆予告↓







テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ハッピー・ゴー・ラッキー(2007)
【2015/07/16 21:16】 映画は
ハッピー・ゴー・ラッキー<未>(2007)
 HAPPY-GO-LUCKY

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上映時間 : 118分
製作国 : イギリス

監督:マイク・リー
脚本:マイク・リー
撮影:ディック・ポープ
出演:
サリー・ホーキンス / ポーリン・"ポピー"・クロス
エディ・マーサン / スコット
エリオット・コーワン / 本屋の店員
シルヴェストラ・ル・トゥーゼル / ヘザー
アンドレア・ライズブロー / ドーン
アレクシス・ゼガーマン / ゾーイ
シネイド・マシューズ / アリス
サミュエル・ルーキン / ティム
キャロリン・マーティン / ヘレン
カリーナ・フェルナンデス / フラメンコ講師

小学校低学年の教師をしているポピー・クロスは、
自由奔放で何事にも楽天的な30歳の独身女性。
昔からの親友と一緒に暮らし、車の運転を習ったり、
フラメンコ講習を受けたりと、日々気ままに暮らしている。
そんな彼女の開けっぴろげな性格と行動は、時に周囲の誤解を招くが、
それでもポピーは前向きに生きていく。



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日本では未公開。
一応、2011年8月開催の<三大映画祭週間2011>で上映されたらしい。

レンタル予約してあったのが、忘れたころに届き鑑賞。
勿論まったく内容を知らずに観ました。
友人のオススメだったので、予約していたようですね・・・。

マイク・リー監督の作品って、これが初めてでした。

音楽の使い方がなんともレトロな趣を感じます。
どんな風にレトロかというと、昭和の高度成長期の日本映画のようなかんじです。
チャップリンの作品を思い浮かべたりもしました。
まーこれは極めて個人的な感覚でしょうけど。

オープニングの自転車から本屋まで、軽やかに流れるような演出で、
さぞ爽やかな恋愛コメディかと思いきや、随分違いました。

いや、ラブコメであることには間違いないのですが・・・。

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この主人公がとっても自由奔放で何事にも楽天的な性格なんですが、ちょっと度が過ぎます。
個人的には彼女とは友達になれないな~などと思いながら観ていました(^_^;)。

主人公のあまりのハイテンションさに、イラッとして、うっとおしと思ってしまいます。

特に自動車教習の先生スコットとの掛け合いはスゴイ。
真面目な上に対人的に難ありのスコットとは水と油。
スコットもかなりオカシイが、主人公の言動もかなりヒドイ。
真面目に前向いて運転に専念しろ!と叫びたくなります(笑)。

日本が特殊なのかはわかりませんが、英国の自動車教習って怖い(笑)。
いきなり一般道で無免許の人間に練習させるんですね。
日本だと、免許取ったばかりでも、隣に乗るのは勇気がいる人多いんですけど(^_^;)。

それはともかく、このスコット演じるエディ・マーサン最高です。
初の主役の「おみおくりの作法」、楽しみです。

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しかし、後半にスコットがポピー・クロスとの関わりについて告白した時はビックリ!
えーっ!?、そうだったのって。
いやいや、人間って実に分かりませんね(^_^;)。

ま~、このスコットのこともそうですが、主人公のポピー・クロスも単にテンション高い
だけじゃないことが徐々に分かったきて、それからこの作品に対する印象が変わってきます。

彼女が学校の先生というのも最初はビックリだけど、生徒のイジメ問題に対する対応も良いし、
終盤に何故彼女がこんな態度を取るのか分かると、いやホント、人間色々な角度から見ないと
いけないな~なんて、あらためて反省してしまいました・・・(^_^;)。

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そんなわけで、最初はちょっと何これ!?みたいな作品でしたが、観終わった後は、
結構良い作品だったな~と。

なんだか温かくなります。

主役のサリー・ホーキンス、最高です。
この役を演じきったのってスゴイです。

☆予告↓





テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち(2013)
【2014/08/31 19:59】 映画は
バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち(2013)
 20 FEET FROM STARDOM

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上映時間 : 90分
製作国 : アメリカ

監督:モーガン・ネヴィル

出演:
ダーレン・ラヴ
メリー・クレイトン
リサ・フィッシャー
タタ・ヴェガ
クラウディア・リニア
ジュディス・ヒル
ブルース・スプリングスティーン
ミック・ジャガー
スティング
スティーヴィー・ワンダー
シェリル・クロウ
ベット・ミドラー
パティ・オースティン
クリス・ボッティ

音楽界のトップスターを陰で支えてきたバックシンガーたち。
ステージでメインの位置と彼女たちの距離はわずか20フィート(約6メートル)あまり。
しかしその差は圧倒的であり、絶対的。
実力だけならトップ・シンガーに引けを取らないにも拘わらず、
ソロシンガーとして成功を手にした者はほんの一握りだけ。
本作は、そんなバックシンガーたちにスポットを当て、
その偉大な功績と知られざる葛藤を見つめた音楽ドキュメンタリー。


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フィル・スペクターとローリング・ストーンズのファンは必見!
あっ、マイケル・ジャクソンのファンも。

この作品を観ていてわかった(気付いた)のは、確かに最近はバック・コーラスが使われて
いるものって少ないですよねってこと。フィーチャリングは多いんだけど・・・。

最近はコーラス・グループなんてのもそもそも少ないしね。

ヒップ・ホップ/ラップがメインになってからは、R&Bシンガーでもラッパーと組むのが
主流になっていますからね。シンガーとシンガーが組むことって、最近はめっきりへりました。

マライアとボーイズ・II・メンが組んで大ヒットした“One Sweet Day”なんて1995年!
いやはや前世期のことですか・・・(^_^;)。

話がそれました。

ソロとなってスポットライトに当たりたいという人もいれば、バック・コーラスのままで
いいという人も当然いる。

“自分の個性を守る必要はないの。他の人の声とうまく調和できた時が最高よ”
そう思う人はバック・コーラスをやっていることが楽しいから問題ない。

どんなに歌がうまくても、ソロで売れるとは限らない。それがビジネスの難しいところ。
だからこの作品は切ない。世の中そうそう上手くはいかない。
20フィート(約6メートル)が遠いわけです。

バック・コーラスといっても、“黒人”の方々のお話が中心です。
白人のシンガーも出てきますが、オマケですね。

それどころか、昔の白人コーラス隊への悪口、出ることでること。
楽譜は読めるけど、その通りにしか歌えないのが白人です(^_^;)。

単純に音楽のことだけじゃなく、人種差別問題)が絡んでくるから・・・。

映画の冒頭、ルー・リードの“ワイルド・サイドを歩け”が流れます。
歌詞は下記↓のような内容です。

「キャンディ」は (ロング)アイランドからやって来た
バックルーム(楽屋)では 彼女は皆の愛人
でも彼女は 決して冷静さは失わなかった
たとえ 彼女が フェ○○○をしている時でも
彼女は言う、「ねぇ、ベイブ 乱れた方を 行かない?」
俺は言う、「ヘィ、ベイビィ ヤバい道を 生きなくちゃ」
そして カラード(黒人)の娘たちが歌いだす
ドゥ、ドゥ、ドゥ・・・


でもこの歌は別に差別と思わないようです。歌っているのが黒人だから。ドゥ、ドゥ、ドゥってね。
因みに“ブラック”としたかったけど、人種問題がうるさいから“カラード”にしたそうです。
こういうのを“配慮”というのかな?

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この映画の中で、メリー・クレイトンにレーナード・スキナードの“スウィート・ホーム・アラバマ”の
バック・コーラスの仕事が回ってきた時の話。黒人にとって南部讃歌の歌はとてもじゃないけど侮辱的だから、
こんな仕事は受けられないと、彼女は断ろうとしますが、夫にたしなめられて歌うことになります。その後、
メリーはニール・ヤングの“サザンマン”をソロで歌っています。なるほど・・・。

僕がメリー・クレイトンを(多分)初めて聴いたは、ローリング・ストーンズのアルバム『レット・イット・
ブリード』の収録曲「ギミー・シェルター」です。そのレコーディング時の話がでてくるんですが、ストーン
ズ・ファンとしては実に興味深かったですね。
彼女はソロ希望が強かった人のようです。上手いけどね、なかなか売れるとなると・・・。
リトル・フィートのサム・クレイトンは弟です。

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ストーンズ絡みでいうと、リサ・フィッシャー。
彼女は1987年にミック・ジャガーのソロ・コンサート・ツアーに参加し、その後ローリング・ストーンズの
ツアーに1989年から現在に至るまで参加。日本にも来ましたね。
この映画を観るまで知らなかったのですが、彼女はグラミー賞を受賞しているんですね。
ソロアルバムを出していることすら知りませんでした・・・失礼。
でもリサは、バック・コーラスの仕事に満足しているようです。

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その他、僕個人として興味深かった人が、フィル・スペクターの作品群で活躍したダーレン・ラヴ。
家政婦をしていた時期もあったとは驚きです。
しかし、スペクターは昔から変人だったんですね、天才だけど。
僕がスペクターのことを知ったのは、ジョン・レノンの“ロックン・ロール”のマスター・テープを
持ち逃げしたという事件でです。とんでもない奴だ(^_^;)。
彼女もソロで歌いたかった人なんですね。

映画のラストで70歳を超えたダーレン・ラヴがソロをとり、リサ・フィッシャーやジュディス・ヒルなどが
バックコーラスを務めてビル・ウィザーズの「リーン・オン・ミー」を歌います。これが実に素晴らしい。
「リーン・オン・ミー」の歌詞の内容を、今回初めて知りましたが良い歌ですね。

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でもその後エンドロールで、ダーレン・ラヴがブルース・スプリングスティーンとスペクターの「A Fine Fine Boy」
を歌う画面が流れるのですが、これがまた素晴らしい。っていうか、ダーレン・ラヴってスペクターの作品を歌って
いる時が一番いいのかなって思いました。

予告↓






テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

パシフィック・リム(2013)
【2014/01/08 18:31】 映画は
パシフィック・リム(2013)
 PACIFIC RIM

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上映時間 : 131分
製作国 : アメリカ

監督:ギレルモ・デル・トロ
原案:トラヴィス・ビーチャム
脚本:トラヴィス・ビーチャム
ギレルモ・デル・トロ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
プロダクションデザイン:アンドリュー・ネスコロムニー
キャロル・スピア
衣装デザイン:ケイト・ホーリー
編集:ピーター・アムンドソン
ジョン・ギルロイ
音楽:ラミン・ジャヴァディ

出演:
チャーリー・ハナム / ローリー・ベケット
イドリス・エルバ / スタッカー・ペントコスト
菊地凛子 / 森マコ
チャーリー・デイ / ニュートン・ガイズラー博士
ロブ・カジンスキー / チャック・ハンセン
マックス・マーティーニ / ハーク・ハンセン
芦田愛菜 / 森マコ(幼少期)
ロン・パールマン / ハンニバル・チャウ
バーン・ゴーマン / ハーマン・ゴッドリーブ博士
クリフトン・コリンズ・Jr / テンドー・チョイ
ディエゴ・クラテンホフ / ヤンシー・ベケット

ある日、太平洋の深海から突如巨大な生命体が出現した。
“KAIJU”と名付けられた彼らは、大都市を次々と襲撃して
容赦ない破壊を繰り返し、人類は滅亡の危機を迎える。
そこで人類は世界中の英知を結集し、人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。
その操縦は2人のパイロットによって行われるが、イェーガーの能力を
引き出すためには、パイロット同士の心を高い次元でシンクロさせる必要があった。
当初は優勢を誇ったイェーガーだったが、出現するたびにパワーを
増していくKAIJUたちの前に次第に苦戦を強いられていく。
そんな中、かつてKAIJUとのバトルで兄を失い、失意のうちに戦線を
離脱した名パイロット、ローリーが復帰を決意する。
彼が乗る旧式イェーガー“ジプシー・デンジャー”の修復に
当たるのは日本人研究者の森マコ。
幼い頃にKAIJUに家族を殺された悲しい記憶に苦しめられていた。
やがて彼女はローリーとの相性を買われ、ジプシー・デンジャーの
パイロットに大抜擢されるのだったが…。



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本作を一言で説明すると、日本の特撮作品をハリウッドで実写映画化!ということになるのかな。

それも怪獣と巨大ロボットの対決という夢のような作品。

日本の40歳以上のものにとっては、夢が実現したといってもいいでしょう。

アメリカ(英語)作品ですが、怪獣のことを“KAIJU”と説明しているのが良い。

また映画の最後に、“この映画をモンスターマスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ”
と表示されているのも泣けますね。

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ツッコミどころは満載ですが、そんなことはどうでもヨロシイという気になる一本。

あと言わせていただければ、着ぐるみでやってほしかった。

お金があるっていいですね・・・(^_^;)。

予告↓




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