バニーマン日記
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コーマン帝国(2011)
【2015/08/31 21:21】 映画こ
コーマン帝国(2011)
 CORMAN'S WORLD: EXPLOITS OF A HOLLYWOOD REBEL

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上映時間 : 91分
製作国 : アメリカ

監督:アレックス・ステイプルトン
製作:アレックス・ステイプルトン
撮影:パトリック・シンプソン

出演:
ロジャー・コーマン
ジュリー・コーマン
ジーン・コーマン
ロバート・デ・ニーロ
ジャック・ニコルソン
マーティン・スコセッシ
ロン・ハワード
ジョナサン・デミ
ピーター・フォンダ
ブルース・ダーン
ポール・W・S・アンダーソン
クエンティン・タランティーノ
アラン・アーカッシュ
ポール・バーテル
ピーター・ボグダノヴィッチ
デヴィッド・キャラダイン
ジョー・ダンテ
パム・グリア
ゲイル・アン・ハード
ジョナサン・カプラン
ポリー・プラット
ジョン・セイルズ
ウィリアム・シャトナー
ペネロープ・スフィーリス
メアリー・ウォロノフ
ジム・ウィノースキー
アーヴィン・カーシュナー
イーライ・ロス
フランシス・ドール
エリック・バルフォー

メジャースタジオとは一線を画し、低予算のB級映画ばかりを量産する一方、
後に巨匠や大物スターと呼ばれる若い才能を次々と輩出してきたことでも知られ、
多くの映画人の尊敬を集めるハリウッドの異端児、ロジャー・コーマンの
驚くべき映画人生を紐解いていく痛快ドキュメンタリー。



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映画ファンは必見です。
面白い!

ブログ仲間のユッカリーナさんがブログで取り上げていて、この作品の存在を知りました。
ロジャー・コーマン監督&製作者のことは勿論知っていましたが、だからといって彼の作品は
多分「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ<未>(1960)」しか観ていないと思います(^_^;)。

80年代に彼のことを知ったと思いますが、当時はスコセッシやコッポラの先生であったとか、
ニコルソンやデ・ニーロを無名時代に使った監督みたいなかんじで評価されていたと思います。
この点に関しては、当時でもかなり評判は良かったと記憶しています。

で、彼の作品そのものはどうだったかというと、興味があればどうぞぐらいにしか
扱われていなかったという記憶しかない・・・(^_^;)。

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このドキュメンタリーの中でも皆さん証言しています。
マーティン・スコセッシは言う“早く安くつくる、センスは二の次”。

許可も取らずにゲリラ撮影したり、ワンテイクで撮影終わりは当たり前です。

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ニコルソンは言います。“たまに間違えて傑作ができる”。

その傑作というのは「侵入者<未>(1962)」。
このドキュメンタリーの中では「THE INTRUDER」と日本語題がまだ付いていませんでした。
でもこの傑作は唯一の赤字だったそうです。
評論家からはとても良い評価を受けたそうですが・・・。

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でも製作者としては優秀だったようです。
デヴィッド・キャラダインは言う“250本で1円も損をしていない”。

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製作者として優秀なのは、次のエピソードにも。
“ロンハワードの作品はCBSに売れたが、ロンの取り分は7.5%、コーマンは92.5%”。

B級で、R指定で、エロとバイオレンスが売りの作品ばかりをつくるロジャーですが、
皆さんのご意見は“こんな暴力的な作品をつくるのに、本人は英国の大学教授みたいな紳士だ”と。
実際このドキュメンタリーで見るかぎりでもとても上品な人です。

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それとこれまた意外なのが、ヨーロッパ映画の配給をしていたこと。
儲からなかったらしいけど(笑)。
ベルイマンやフェリーニの作品等を配給していていました。
商売じゃなくて自分が好きだからやっていたらしい。

それとどこまでもコーマンは自主独立の人で、人から指図されるのが嫌なんですね。
で、いつまでもインディーズの帝王なんですよ。
メジャーとは仕事が出来ないんです、上からいろいろ言われるから。

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そんなロジャーもアカデミー賞特別功労賞を受賞するんですが、出席したみんなが
とっても嬉しそうで、愛されているのが分かって微笑ましかったですね。

ニコルソンなんて彼のアカデミー功労賞受賞を聞いて泣くんですよ!
彼の場合、演技かどうかわかりませんが・・・(^_^;)。
ま~うれしかったのは本当のようですが。

そんなロジャーのことをユッカリーナさんが一言で“ツンデレ”と的確な表現をしています。
成程!
彼女のブログはこちら↓

『コーマン帝国』~究極のツンデレハリウッド裏番長を追え~

☆予告↓





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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

黒田三郎の詩
【2015/08/30 21:13】 文学
黒田三郎という詩人がいます。

彼の詩「僕はまるでちがって」というのが好きなのですが、
どの本を買っていいのか分かりません・・・(^_^;)。

彼のどの本にこの詩が入っているのかも知りません。

どなたか知っている人がいたら教えてください。

「僕はまるでちがって」はこちら




テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

Black Magic Woman/Gypsy Queen - Santana
【2015/08/28 21:27】 音楽さ
先日BS-TBSの「SONG TO SOUL ~永遠の一曲~」でサンタナの“ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン”が
取り上げられていました。

ブラック・マジック・ウーマンはフリートウッド・マックのカバーということは知っていましたが、
ジプシー・クイーンの方は今回初めて誰の曲なのか知りました・・・(^_^;)。

因みにブラック・マジック・ウーマンはフリートウッド・マックのメンバーでギタリストのピーター・グリーンの作。
オリジナルはこっち↓です。

Fleetwood Mac - Black Magic Woman



で、今回初めて知ったジプシー・クイーンの方はというと、ガボール・ザボという人の作品なのですが、
この人はハンガリーのブダペストで1936年3月8日に生まれました。1982年2月26日没。
20歳の時にハンガリー動乱が起こり、アメリカに渡る。1958年から1960年にかけてバークリー音楽院で学び、
その後チコ・ハミルトン楽団で活動。後に脱退独立。
1966年5月に『Spellbinder』を録音。この中に“Gypsy Queen”が収録されています。

サンタナは友人からこのレコードを借りて、この曲を知ったそうです。

Gabor Szabo - Gypsy Queen



英国のブルース・バンドの曲と、ハンガリー人のつくった曲が組み合わさってラテン・ロックの
代表曲が生まれたというのも実に不思議な縁ですね。

その上、サンタナというのが人種の坩堝と言ってもいいバンドだったので、面白いです。
いや、そういうバンドだからこそ、こういうサウンドが出来たといってもいいのですね。

Black Magic Woman/Gypsy Queen - Santana





テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

わたしを離さないで(2010)
【2015/08/25 22:01】 映画ワ行
わたしを離さないで(2010)
 NEVER LET ME GO

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上映時間 : 105分
製作国 : イギリス/アメリカ

監督:マーク・ロマネク
原作:カズオ・イシグロ
『わたしを離さないで』(早川書房刊)
脚本:アレックス・ガーランド
撮影:アダム・キンメル

出演:
キャリー・マリガン / キャシー
アンドリュー・ガーフィールド / トミー
キーラ・ナイトレイ / ルース
シャーロット・ランプリング / エミリ先生
イゾベル・ミークル=スモール / キャシー(子供時代)
チャーリー・ロウ / トミー(子供時代)
エラ・パーネル / ルース(子供時代)
サリー・ホーキンス / ルーシー先生

緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校“ヘールシャム”。
そこは、牧歌的な田園地帯にありながら外界からは完全に隔絶され、
徹底した管理が行われている謎めいた施設だった。
そんな静かで整然とした環境の中で、幼い頃からずっと一緒に育ってきた
キャシー、ルース、トミーの仲良し3人組。
やがて18歳となった3人はヘールシャムを卒業し、
農場のコテージで共同生活を送ることに。
初めて接する外の世界に不安や喜びを感じていく3人。
そして、いつしかルースとトミーが恋人になったことで
3人の関係も終わりを迎えようとしていたが…。



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友人から面白いよとオススメだったので、レンタル予約していたのですが、すっかり忘れていました。
それが今年になって原作者のカズオ・イシグロ(今作の製作総指揮も兼ねている)が来日したようで、
テレビやら雑誌やら新聞やらでやたらお目にかかるので、この映画のことを思い出したころ届きました。

因みに、僕はカズオ・イシグロの作品は一作も読んでいません・・・(^_^;)。

オープニングが20世紀FOXだったので、あれこれってアメリカ映画?と思ったら、
英国と米国の共同作品でした。でも内容は徹底して英国の作品です。
寄宿学校も卒業後のコテージも英国そのものだし、うんざりする曇りばかりの天気も英国だし、
主人公のファッションも英国です。そういう意味で、英国ファンにはオススメです。

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最初に言っておくと、内容はあまり知らずに観た方が面白いと思います。
ミステリーという程ではありませんし、実際割と早い時間に謎?は分かるのですが、
それでも詳しく知らずに観た方が良いタイプの映画です。

面白いです。
いや、面白いというか、とても重く切ない作品です。
“生と死”についてというか“生きること”について考えさせられる作品です。

衝撃的な事実の割には、地味で淡々とした作品なので、観る人を選ぶかもしれない。
救いが無い作品とも言えるし・・・。
ミニシアター向けの作品というとイメージが沸くかも。

青春映画、恋愛映画そしてなんとSF映画です。
未来の話なんだけど、過去の話でもあります。
「つぐない」的なところもあり、「ブレードランナー」のレプリカントの話のようでもある。

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主演のキャリー・マリガンは、彼女の作品を観るのはこれが4本目なんですけど、
なんとも不思議な女優さんです。年齢不詳というか、若くも見えるし老けても見える。
美人かそうじゃないのかもよく分からない(笑)。でもとっても魅力的な表情をする。
美人かそうじゃないのかもよく分からないというのは、キーラ・ナイトレイもそうですね。
って、これは個人的な感想ですが。彼女たちのファンの方ごめんなさい・・・(^_^;)。
でもこの二人、とってもいいですよ。役柄が対照的なのもいいですね。

アンドリュー・ガーフィールドは情けない男の子の役がピッタリ。
二人の美女に挟まれ、どっちつかずというのがとっても似合っています。
お坊ちゃん風というのもね。

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「ハッピー・ゴー・ラッキー」のサリー・ホーキンスがまたも先生の役で出演。
なかなかいい味出しています。

久しぶりだったのはシャーロット・ランプリング。僕は「スイミング・プール(2003)」以来です。

映画の中でこの映画の題名「Never Let Me Go」になっている歌が流れる場面があります。
実際に歌っているのはJane Monheitという歌手なのですが、ジュディ・ブリッジウォーターという歌手も、
この歌そのものも実際には存在しない小説の中だけの架空の楽曲だそうです。
これが実に良いです。ご丁寧にそれらしいジャケットまで作られています。

☆Judy Bridgewater - Never Let Me Go



☆予告↓





ここからネタバレです。

何が謎って、彼等が自分の運命をあまりに素直に受け入れていること。
何故?
だれも反抗しないし、逃げもしないし、あ~、サリー・ホーキンス演じるルーシー先生は抵抗しますが。
不思議だ。

そもそもこういったクローンというかコピーというか、ここまで人間的に育てる必要があるのか?
科学的にどういった方法があるのかは分かりませんが、兎に角残酷の一言に尽きます。
ルーシー先生の行動、分かるな~。
トミーが叫ぶ場面は本当に胸が痛む。
こんな未来が来るのでしょうか・・・?




テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

アメリカン・スナイパー(2014)
【2015/08/20 21:37】 映画あ
アメリカン・スナイパー(2014)
 AMERICAN SNIPER

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上映時間 : 132分
製作国 : アメリカ
映倫 : R15+

監督:クリント・イーストウッド
原作:クリス・カイル
『ネイビー・シールズ 最強の狙撃手』(原書房刊)
スコット・マキューアン
ジム・デフェリス
脚本:ジェイソン・ホール
撮影:トム・スターン
出演:
ブラッドリー・クーパー / クリス・カイル
シエナ・ミラー / タヤ・カイル
ルーク・グライムス / マーク・リー
ジェイク・マクドーマン / ビグルス
ケヴィン・レイス / ドーバー
コリー・ハードリクト / “D”/ダンドリッジ
ナヴィド・ネガーバン / アル=オボーディ師(長老/シャイフ)
ミド・ハマダ / 虐殺者

2001年のアメリカ同時多発テロをテレビで目の当たりにした青年クリス・カイルは、
祖国の人々を守るために貢献したいとの思いを強くし、
ネイビー・シールズで狙撃手としての過酷な訓練に励んでいく。
やがてイラクに出征したクリスは、その驚異的な狙撃の精度で味方の窮地を幾度も救っていく。
仲間たちから“レジェンド”と賞賛される活躍をし、無事に帰国したクリス。
これでようやく、愛する妻タヤと生まれたばかりの長男と共に平穏な日常を送れるかに思われたが…。



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先ず最初にラストのお話。
エンドロールに音楽が無いのにビックリしました。
だってクリント・イーストウッドの作品なんですよ。
イーストウッドは俳優、監督であると共に作曲家でありミュージシャンでもあるので、
その彼がエンドロールを無音で流すというのは、かなりの異常事態であると言ってもいい。

そもそもこの映画に使われている音楽って、イーストウッド作の「タヤのテーマ」と
ヴァン・モリソンの「Someone Like You」とエンニオ・モリコーネの「The Funeral」
(「続・荒野の1ドル銀貨」の曲)の3曲だけ!
無音のエンドロールといい、どんな意味が込められているのでしょうね・・・?
無音のエンドロールを眺めながら、いろいろと考えてくださいということなのでしょうか?
僕はいろいろ考えましたよ・・・。結論出ませんでしたが・・・(^_^;)。

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さて、アメリカ本国で、公開一週目に1億530万ドルの興行収入を上げ、R15+指定で歴代2位の成績。
その後も戦争映画のヒット記録を更新中というハリウッドの予想(常識)をひっくり返しているらしい。
イラク戦争とアフガニスタン戦争を扱った戦争映画はヒットしないというのが常識だそうです。

この映画はどういう立場で観るかによって、評価は変わると思いますが、アメリカ人にとって
ヒーロー映画であるということだけは間違いが無い。強い愛国心と仲間意識を持った青年が、
イラクにおいて160人以上の敵を射殺したという事実は、一般のアメリカ人にとって拍手喝采もの
なんでしょね。だからこんなにヒットした。

そして、この作品は非常に微妙な立場にいるといえる。だからこんなに騒がれる。

この作品のテーマは、どう見ても戦争がもたらす犠牲者についてといっていい。
主人公は戦争によるPTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)になっていて、
「ハート・ロッカー」の主人公もそうだったけど、クリス・カイルも戦場における極限状態の緊張が
もたらす副作用として、何度も戦場に戻ってしまう。一種の麻薬みたいなものですね。実際クリスは
イラクに4回も志願して戻っている。それにより、普通の家庭生活を送るのが難しくなってしまう。

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それにも関わらず、この映画では、イラク侵攻についての是非は特に問題にしていない。
でも観終わった感想は、この作品は戦争を肯定した作品ではないということは言える。
言えるはずなんだけど、そう思えない人々がいるってことなんですよね。

それは、戦争映画(ヒーロー映画)として、手に汗握る作品に仕上がっているということかな。
そうエンタメ作品として、とても面白い!
敵の狙撃者は元オリンピック選手でメダリスト、説明の必要のない銃の名手。
そんな敵がアメリカ兵をどこからともなく狙っている!

そうそう、地元の長老に会いに戻る場面、ちょっと作戦が杜撰すぎじゃないですか、
無防備というか・・・。あんなに犠牲者だして、指揮官の失敗ですね。

そしてカイルは何と1.9キロ離れた敵を狙い、カメラはその弾の動きをスローモーションで追う。
ゴルゴか!?

そうかと思えば、狙う敵が女や子供であったりして、しかも彼等を撃つ判断はカイルに委ねられる。
隣にいる仲間は、武器を装備していない女子供を撃てば、軍事裁判にかけられるぞなんて言っているし、
上司は彼等が武器を持っていると思えばすぐに撃てと言う。
そりゃ観ている方はドキドキするし、当事者はおかしくなるよ。

この女子供を撃つしかないということ自体は、戦争なんだから仕方がない。
それが戦争なんだけど、でもその結果がPTSDなんですよね。

後半、戦場から家庭に戻ったカイルが、PTSDによる爆発がいつ起きるのか?という見せ方も上手い。
妻や子供たちに暴力を振るうんじゃないかというハラハラ感で、これまた手に汗握ります。

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インタビューなんかを見ると、まず脚本家がカイルの自伝に興味を持ち、カイルにも会い、脚本を書き出した。
主演のブラッドリー・クーパーは打診を受けこの作品に出演と製作で参加し、イーストウッドは最後に決まった
ようですね。それを知ると、この作品におけるイーストウッドの意見はどこまで出ているのかな?と思います。

クーパーは勿論彼と知っていて観ているんだけど、筋肉をつけて一回りくらい大きくなっていて別人に思える。
そして単なるヒーローではなく、優しい家族思いの人間としてカイルを演じている。
だから家に戻ってきてからのカイルの行動を見るのがつらい。

シエナ・ミラーもとっても上手い。
ちょっとビックリ(シエナ、御免!)。

一人殺したら殺人犯だが、百人(この映画で言えば160人以上)殺したら英雄だというのは、
戦場での行為を表した言葉だけど、ホント空しい言葉です。
一人殺しても百人殺してもそれは殺人犯だと言える日々が来ることはあるのかな・・・。

「地獄の黙示録」だったかな? 戦場における無差別殺人に関して、戦場で殺人問題を持ち出すのは、
インディ500で早い車をスピード・オーバーで取り締まるようなものだ、みたいなセリフがあるんですが、
民間人を無差別に殺してはいけないということになっていても、日本軍もアメリカ軍もドイツ軍もやりたい放題
だったわけで、それが戦争なわけですよ、悲しいことに。



数少ない今作の音楽です。

☆Clint Eastwood - Taya’s Theme



☆Van Morrison - Someone Like You



☆American Sniper OST - The Funeral



☆予告↓






テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

太秦ライムライト(2013)
【2015/08/14 21:57】 映画う
太秦ライムライト(2013)

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上映時間 : 104分
製作国 : 日本

監督:落合賢
脚本:大野裕之
撮影:クリス・フライリク
美術:吉田孝
編集:洲崎千恵子
殺陣:清家三彦
出演:
福本清三 / 香美山清一
山本千尋 / 伊賀さつき
合田雅吏 / 川島明彦
萬田久子 / 田村美鶴
峰蘭太郎 / 東龍二郎
木下通博 / 太田邦彦
柴田善行 / 松本雄策
多井一晃 / 野々村たけし
中島ボイル / 天野達也
川嶋杏奈 / 田村鮎奈
尚玄 / 工藤淳
市瀬秀和 / 和田シゲル
和泉ちぬ / 北村京子
穂のか / 山崎奈緒
中村静香 / メグ
海老瀬はな / 香美山奈那子
仁科貴 / 先代 尾上清十郎の付き人
風間トオル / 本人役
中島貞夫 / 本人役
栗塚旭 / 本人役
本田博太郎 / 長沼兼一
小林稔侍 / 先代尾上清十郎
松方弘樹 / 尾上清十郎

太秦の日映撮影所で斬られ役一筋にがんばってきた誇り高き大部屋俳優の香美山清一。
かつては隆盛を極めた時代劇もいまやすっかり斜陽産業。
つくられる作品の本数は激減し、香美山も出番のない日が続く。
そんなある日、駆け出しの女優・伊賀さつきから殺陣の指導を請われ、渋々引き受けることに。
やがてさつきは稽古の甲斐あって、巡ってきたチャンスをモノにすると、
東京で一躍スター女優の仲間入りを果たす。
時は経ち、さつき主演の大型時代劇がつくられることに。
久々に太秦へと戻ってきたさつきは、香美山とついに再会できると期待に胸を膨らませるが…。



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作品自体(名前だけ・・・)は知っていましたが、特に興味も持てずレンタルもしませんでした。
その後ブログ仲間のつかりこさんが、“泣けた”とブログに書いていたのを読み、えっ!?
そういう作品?と興味をそそられレンタル予約しました。

☆つかりこさんのブログはこちら↓ 
斬られの達人は、太刀まわしも達人だった ~ 『太秦ライムライト』

え~とっ、7月初旬ごろかな、NHKーBSでこの映画の製作ドキュメンタリー「UZUMASAの火花」が
放映された(再放送らしい)のを観て、それが面白かったのでますます興味を持ちました。
そしてそのすぐ後に偶然読んだ雑誌で主演の福本清三のインタビューが掲載されていたので、
ますます興味を惹かれ、これは絶対観ないと!と思っていたところにDVDが到着しました。

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いや~、面白かったです。
正直なところ、作品自体は傑作とは言えず、平凡な出来といってもいいけど、大変楽しめました。
泣けるというのも分かります。

時代の変化についていけない男たちというか、時代の波に取り残された男たちというか、
兎に角、この作品を観て、サム・ペキンパーのワイルドバンチを思い出しました。

特にさつき主演の大型時代劇がつくられることになった時に香美山たちがスタジオに向かう場面は、
ワイルドバンチのパイクがたった4人の仲間で、200人強のマパッチ軍に立ち向かう時に言う“LET'S GO”
という掛け声を思い出しました。あの場面はかっこよかったな・・・。

滅びゆく男たちの美学と言えばよろしいのでしょうか、兎に角そんなことを思いながら観ておりました。

この映画が製作された成り行きはよく分からないのですが、BSのドキュメンタリーによれば、
監督はアメリカでハリウッド流の映画作法を勉強した日本人で、撮影監督はアメリカ人。

そんな二人が、何故か京都は太秦という日本のチャンバラの本場で、チャンバラ映画を撮るという
実に不思議な作品なんですね。勿論監督とカメラマン以外は普通に日本の映画関係者のようです。

ドキュメンタリーは、そんなハリウッド仕込みの二人と日本の映画関係者達のせめぎ合いみたいなものを
捉えていて、なかなか興味深いものでした。

僕は実はチャンバラ(殺陣)はよく分からないので、非常にこのドキュメンタリーは勉強になりました。

そんなドキュメンタリーを観た後に、この映画を観たので、さぞハリウッド流になっていると思いきや、
どちらかというと日本の流儀に忠実だったので、それはそれでへ~と思いながら観ていました。

そのドクメンタリーの中で比較されていたのが、福本清三が出演していたトム・クルーズ主演の「ラストサムライ」。
日本の殺陣のシーンというと、ある程度の長さの芝居を切らずに撮影するのですが、ハリウッドのアクション・シーンは
短いカットを編集でつなげる方法です。一つのアクション・シーンを色々な角度から何度も撮ります。
で、落合賢監督とクリス・フライリク撮影監督も、その流儀で殺陣の場面を色々な角度から撮り直します。
でも、日本の殺陣は、一つのカメラに対してのみ対応しているお芝居で、角度が違うカメラからだと、その“嘘”が
ばれちゃうんですね。早い話が、刀と刀って実際には当たっていないんですよ。だから違う角度で撮影をし直すと、
刀と刀はぶつかっていないし、人にも当たっていないということがバレちゃうので、おかしなことになっちゃいます。

ハリウッド流の分かりやすい例として、スター・ウォーズの「ライトセーバー」がありますよね。
あれって、最初っから“光っている部分”は無いので、後からCGでつけるだけですよね。

この太秦ライムライトでも、アイドル俳優が“刃”の無い刀で撮影する場面がありますが、
殺陣が出来ないと、そういうことになっちゃいますよね。

ジェット・リーが欧米で主演した作品に対して、昔からのファンが、あの細切れのアクション・シーンは
何とかならないのかと不満をこぼしていましたが、そいうものなんですね。

ただ僕の場合は、ハリウッド流に慣れちゃっているので、そのようにちゃんと解説されると、おぉ~!と
驚いてしまう情けない日本人なので・・・(^_^;)。

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え~っと、話を戻すと、滅びていく者たちへのレクイエムという意味では、ワイルドバンチなんですが、
ライムライトということで言えば、勿論チャップリンのあの作品、

この名作を、僕は多分観ていない。“多分”という確証の無さが哀しいのですが・・・。
確証はないけど、これだけの名作だとあらすじは知っています(^_^;)。
そのライムライトにオマージュを捧げたといことなら、この映画のもう一つのテーマは、
香美山に対するさつきの慕情ということですよね。
老師匠に対する敬愛。或いは父親的なものに対する憧憬。そんなところでしょうか。

それともう一つ重要なテーマがあって、福本清三の自伝的著作「どこかで誰かが見ていてくれる」という
本があるらしいのですが、その題名が重要な言葉(台詞)になっています。

香美山のモデルは福本清三自身であり、「5万回斬られた男」というキャッチコピーで宣伝されていて、
五十年以上も斬られ役を演じつづけてきたということを観客は十分知ってこの映画を観ているので、
「どこかで誰かが見ていてくれる」という言葉にグッときちゃうんですね。

正直、福本清三は切られ役は上手いけど、主演ということでは上手いわけじゃない。
でも、職人としての役者人生からにじみ出てくる凛とした佇まいは、とても素晴らしい。
いぶし銀という言葉がとってもピッタリ合うと思う。

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さつき役の山本千尋は、太極拳の選手で、世界ジュニア武術選手権大会で金メダル1枚、銀メダル2枚を
獲得したそうです。流石に若いのに殺陣の呑み込みは早い。

一つ不満があります。彼女の責任ではないけど、ヒロインがブレイクした後の衣装がダサ過ぎ(笑)。

ラストは泣けるよね!

☆予告↓





テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

これが自由というものか(1954) / 榎本健一
【2015/08/06 21:12】 音楽え
先日、安保法制が衆議院を通過した日に、あるDJがこの曲を流したそうです。

良いセンスですね!

☆これが自由というものか(1954) / 榎本健一



1954年というのが信じられないです。
まるで今年の歌のようですね。
恐ろしや~!
ひぇ~・・・。



テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

シン・シティ 復讐の女神(2014)
【2015/08/02 21:00】 映画し
シン・シティ 復讐の女神(2014)
 SIN CITY: A DAME TO KILL FOR

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上映時間 : 103分
製作国 : アメリカ
映倫 : R15+

監督:ロバート・ロドリゲス
フランク・ミラー
原作:フランク・ミラー
脚本:フランク・ミラー
プロダクションデザイン:スティーヴ・ジョイナー
ケイラ・エドルブラット
出演:
ミッキー・ローク / マーヴ
ジェシカ・アルバ / ナンシー・キャラハン
ジョシュ・ブローリン / ドワイト・マッカーシー
ジョセフ・ゴードン=レヴィット / ジョニー
ロザリオ・ドーソン / ゲイル
ブルース・ウィリス / ジョン・ハーティガン
エヴァ・グリーン / エヴァ・ロード
パワーズ・ブース / ロアーク上院議員
デニス・ヘイスバート / マヌート
レイ・リオッタ / ジョーイ
ジェイミー・キング / ゴールディ/ウェンディ
クリストファー・ロイド / ドクター・クローニグ
ジェイミー・チャン / ミホ
クリストファー・メローニ / モート
ジュノー・テンプル / サリー
ジュリア・ガーナー / マーシー
ステイシー・キーチ / ウォレンクイスト
レディー・ガガ / バーサ

場末のストリップバー“ケイディ”で踊るダンサーのナンシー。
愛する者を奪われた悲しみを胸に、復讐の炎を燃やしていた。
ケイディの常連客で、心優しき野獣マーヴは、そんな彼女をそっと見守り続けていた。
一方、しがない私立探偵のドワイトは、自分を裏切った元恋人エヴァの魅力に抗えず、
罠と気づきながらも彼女の計画に加担してしまう。
そんな中、街を我が物顔で牛耳るナンシーの仇、ロアーク上院議員は、
大胆不敵な流れ者のギャンブラー、ジョニーとの大勝負に興じていたが…。



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一作目はこちら↓
シン・シティ(2005)

なんと一作目から九年ぶり。
もう一作目の内容はかなり薄れていて、なんだかな~。

その上、この映像は一作目の時は、おぉ~!と感動しましたが、
今回はそれも新鮮味が無くなって、これまたなんだかな~・・・(^_^;)。

出演者も何人かは変更で、ドワイト役のクライヴ・オーウェンがジョシュ・ブローリンに。
クライヴは渋くて良かったんだけどね・・・。

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ミホ役のデヴォン青木がジェイミー・チャンに。

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マヌート役のマイケル・クラーク・ダンカンがデニス・ヘイスバートに。
デニス・ヘイスバートは“24”の大統領が忘れられないです(^_^;)。

あと、前作で共同監督だったクエンティン・タランティーノは今回はノータッチ?

エヴァ・グリーンがみごとな脱ぎっぷりで、R15+はほとんど彼女一人で担当ですね。
兎に角、出演場面の殆んどが、全裸かシースルーの衣装なので・・・。
でも、この作品独特の映像のため、その裸の意味があまり生かされていないと思う。
折角の“エロさ”が半減です。

むしろまったく脱がないジェシカ・アルバのあの踊りの方がエロいです・・・(^_^;)。
ここは個人的な趣味の問題かな。

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クリストファー・ロイドの医師役はピッタリ!
レディー・ガガもオマケみたいなもんですが、印象的です。

レイ・リオッタはあまりの出演時間の短さにビックリ!
ジョセフ・ゴードン=レヴィットも予想外にあっけなく終わってしまいましたね。

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ミッキー・ロークは彼の必要があるのかな?

ロザリオ・ドーソンは、いかにも彼女らしいです。
ブルース・ウィリスもね。

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まー暇つぶしには良いのでは・・・(^_^;)。
それなりに面白いですよ。それなりね(笑)。
問題は前作からあまりに時間がかかりすぎたこと。
忘れちゃいましたがな。

☆予告↓






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今日は39.9℃
【2015/08/01 20:38】 日記
え~、昨日に続いて、今日も多治見市が日本一暑いところになってしまいました(^_^;)。

今日は39.9℃です。

熊谷や四万十に譲りますよ、こんな記録・・・。

団扇で扇ぐ風も暑いです。

お風呂の中でお湯が動くと暑いですよね、あれ状態です。

あ~、アツい!!!

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