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エル・トポ(1969)
【2013/12/11 20:47】 映画え
エル・トポ(1969)
 EL TOPO

51Zus2svOgL.jpg

上映時間 : 123分
製作国 : メキシコ
日本初公開年月 : 1987/03/25
リバイバル : 2010.9.25(製作40周年デジタルリマスター版)
映倫 : R15+

監督 : アレハンドロ・ホドロフスキー
製作 : アレン・クライン
脚本 : アレハンドロ・ホドロフスキー
撮影 : ラファエル・コルキディ
音楽 : アレハンドロ・ホドロフスキー

出演:
アレハンドロ・ホドロフスキー / エルトポ
ブロンティス・ホドロフスキー / 息子(子供時代)
デヴィッド・シルヴァ / 大佐
ポーラ・ロモ / Woman in black
マーラ・ロレンツォ / マーラ
ロバート・ジョン / 息子(大人時代)

銃の名手エル・トポ(モグラの意)は、一人息子を連れて旅をしていた。
あるとき、彼は住民たちが山賊によって虐殺された村を通りかかる。
エル・トポは修道院を占拠していた山賊の首領との決闘に勝利する。
やがて彼は息子を置いたまま、首領の女を連れて再び旅に出る。



311199.jpg

いろいろと説明のいる作品なので、下記の様にまとめました。
ってウィキを利用していますけど・・・。

映画の内容があまりにも衝撃的であったため、深夜の映画館のみで上映される。
広告は小さな文字でタイトルと上映時間が載っているだけだったが、
口コミで広がり半年続くほどの異例の大ヒットとなる。
ただ、内容が常識とはかけ離れており、その上難解なので途中退場した観客も見られたという。

「もしフェリーニが西部劇を、クロサワがキリスト映画を撮ったらこうなったであろう」と絶賛され、
1971年の公開初日に劇場「エル・ジン」に訪れた観客にはアンディー・ウォーホール一派やの
デニス・ホッパー、ピーター・フォンダ、ミック・ジャガー、ジョン・レノン、オノ・ヨーコら著名人も訪れた。
劇場に四回足を運んだというジョン・レノンはこの作品と次回作の興行権を45万ドルで買い取っている。
これをきっかけで、大劇場でも大々的に上映されたが、不評の為に3日で打ち切りとなる。
日本では寺山修司がこの映画を絶賛しており、以来存在が知られるようになった。

途中に登場するフリークス(身体障害者)や、大量のうさぎの死体はすべて本物である。

その上、プロデューサーのアレン・クラインとのもめごとで、再上映が出来なかったため、
幻の作品として名前だけ有名になる(キング・オブ・カルトの所以ですね)。
アラン・クラインはロック・ファンにはおなじみの、あのローリング・ストーンズやビートルズの
マネージャーだった悪名高き人です(笑)。
その後、二人(監督と製作者)は仲直りして、日本でも無事に1987年に上映されたわけです。

そもそも今作は1969年に製作され、1970年に発表されるもメジャー系の配給会社に断わられ、
その後「エル・ジン」というスペイン語圏の映画を扱うミニシアター系の深夜上映が決定して、
1971年1月1日に封切られたそうです。



僕も写真↓だけは記憶にあったのですが、その内容はほとんど忘れていて、
今回初めて観たしだいです。

311122.jpg

前半は西部劇で、後半は「青の洞門」(菊池寛の「恩讐の彼方に」)。
かなり乱暴ですが一行で説明をすると、こんな内容の作品。

殺人、レイプ、同性愛、育児放棄、退廃、宗教腐敗、差別、偏見について語られながら、
後半は極めて道徳的なオチで終わるという作品です。

フェリーニと黒沢云々という評価について上↑に書いてありますが、僕が観終わって
先ず思い出したのは、パゾリーニ監督でした。
難解で暗示や比喩に満ちていた作品が共通していたというより、
パゾリーニの作品も今作も共に宗教の影響を強く感じるからです。
神に不信感を抱いているのでしょうか?

ただ今作はキリスト教(カトリック?)というだけでなく、ラストの主人公の焼身自殺とか
仏教的(東洋的)なものも感じられ、その点が非常にユニークなんですね。
東洋的というのは音楽もそうなんですが、まるで念仏みたいな曲があるんです。
音楽は監督自身の作のようですが、なかなか面白いです。

ってここまで書きながら、これって深読みしすぎ?とも思えるんですね。
というのも、DVDのおまけについている監督のインタビューを見ると、
たんなるおかしなオヤジか?としか思えないので・・・(^_^;)。
う~ん、どうなんでしょう?
宗教問題って日本人には難しいですね。
でもいろいろ考えさせられる作品であることは間違いないです。

31.jpg

デジタル・リマスターということで、兎に角1969年の作品としてはとてもきれいです。
砂漠と空の色が素晴らしい。
ただ“血の色”は笑っちゃうほどの色ですが。

反対に音の処理はちょっと???。
最初のセリフが流れた時、音声の確認してしまいました。
すべてアフレコで録ったのかな?
すぐ慣れましたけどね。

僕は非常に楽しめましたが、一般受けはしないでしょう。
でもシネフィルの人は観ないといけません!(^^)!。
2013年の日本では、これで人生が狂うことはないけど、
ちょっと(悪)影響大の作品といえるでしょう。

今の日本では決してつくられることのないタイプの作品で、
カルトとしか言いようがないです。
あ~、園子温ならつくるかもしれない・・・。

兎に角、怪作です。

予告↓


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