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羅生門(1950)
【2014/05/02 20:42】 映画ら
羅生門(1950)

羅生門ポスター

上映時間 : 88分
製作国 : 日本
初公開年月 : 1950/08/26

監督:黒澤明
原作:芥川龍之介『藪の中』
脚本:黒澤明
橋本忍
撮影:宮川一夫
美術:松山崇
音楽:早坂文雄
装置:松本春造

出演:
三船敏郎 / 多襄丸
京マチ子 / 真砂
志村喬 / 杣売
森雅之 / 金沢武弘
千秋実 / 旅法師
本間文子 / 巫女
上田吉二郎 / 下人
加東大介 / 放免

都にほど近い山中で、貴族の女性と供回りの侍が山賊に襲われた。
そして侍は死亡、事件は検非違使によって吟味される事になった。
だが山賊と貴族の女性の言い分は真っ向から対立する。
検非違使は霊媒師の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得るが、
その言葉もまた、二人の言い分とは異なっていた……。



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ヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、黒澤明の出世作。
1950年のキネ旬で第5位。
同じ年の6位に黒澤監督の“醜聞(スキャンダル)”も入っています。

僕が今回観たのは、“デジタル完全版”というもので、ハリウッドの最高デジタル復元技術により、
映像・音声ともに1950年の公開当時と同様の姿にまで完全修復したバージョンだそうです。
2008年作品。

ただデジタル処理がなされているとは言っても、セリフの聞き取り難さは何ともなりませんね。
僕も歳を取って耳が悪くなっているし(笑)、薄型テレビの酷いスピーカーのせいでもあるし、
日本映画こそ字幕が欲しいです(^_^;)。

流石に映像はきれいです。モノクロ映画の美しさを堪能できます。
志村喬が森(藪)の中を行く場面のカメラは素晴らしいです。
白黒なのに葉の緑を感じます。
光と影(陰影)の凄さ。

美術も凄くって、羅生門のセットは素晴らしいの一言。ため息ものです。
検非違使の取り調べの場面のそぎ落とされたシンプルな様式美も凄い。

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音楽でビックリしたのは、“ラベルのボレロ”風!?の曲。
テレビ放映されたのを観たので、クレジットがどうなっているのかわかりませんが、
“ラベルのボレロ”なら、1950年に日本映画がこれを使うって、すごくないですか?
ボレロ風な音楽だとしても、それはそれで非常に興味深いです。

で肝心の映画の感想。

それなりに面白いのですが、う~ん。どうなんでしょう。

原作は“羅生門”も“藪の中”も読んだことがあるのですが、
この映画はオリジナルのオチをつけています。
いや正直に言うと、原作を読んではいるのですが、内容を忘れています(^_^;)。
でも志村喬の証言は、映画オリジナルですよね・・・?

原作に忠実だと、謎は謎のままで終わるはずだと思うんだけど、
志村喬の証言を入れることによってわかりやすくしています。
ただよくわからないというのが原作の面白いところだったので、
何とも評価の難しいところです。

今まで観た黒澤作品の中では、僕にとっては評価低いです。

役者、芝居について。

今回久々に旧い日本映画を観たのですが、舞台劇的なのにビックリ。
アメリカ映画でも昔の物は、セリフ回しが今とは全然違うので、
まーこんなものかとも思いますが・・・。
黒澤監督作品も久々に観たので、他作品ってどうだったのかな?

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三船敏郎と京マチ子の二人は熱演といって問題ないでしょう。
京マチ子のあの顔(メイク)はちょっとひいてしまいますが(^_^;)。
三船敏郎は当時30歳ぐらい。そりゃ魅力的です。

美男子と言えば森雅之。色っぽくて渋い役者なんですが、
それとは違った(対照な的な)魅力が三船敏郎にはありますね。

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志村喬は45歳。それよりもちょっと老けた感じが良いです。
でも当時の45歳って、こんなものかな・・・。

千秋実は33歳。これがなんと映画二本目。
ってもう一本は“醜聞(スキャンダル)”なので、この年がデビューなんですね。
若い千秋実を今回初めて観たのですが、若いのか老けているのかわからない人です。
なんとも不思議な魅力の役者さんです。

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まさか予告篇なんて無いだろうと期待せずに探したら、外国用のものがありました。

予告



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