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レッド、ホワイト&ブルース(2003)
【2014/12/01 21:49】 映画れ
レッド、ホワイト&ブルース(2003)
 RED, WHITE AND BLUES

51M3859RPNL.jpg

上映時間 : 93分
製作国 : アメリカ

監督:マイク・フィギス
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
撮影:バリー・アクロイド

出演:
エリック・クラプトン
ジェフ・ベック
トム・ジョーンズ
ヴァン・モリソン
ルル
B・B・キング
ビッグ・ビル・ブルーンジー
ロニー・ドネガン
ジョージ・フェイム
クリス・ファーロー
アレクシス・コーナー(記録映像)
シスター・ロゼッタ・サープ(記録映像)
ザ・ローリング・ストーンズ(記録映像)

2003年にアメリカでブルース生誕100年を記念し、マーティン・スコセッシ製作総指揮のもと、
音楽を愛する監督たちがアメリカの音楽のルーツであるブルースをそれぞれの熱き想いで綴った
7本のドキュメンタリー集“THE BLUES Movie Project”の中の1本。

かつて人種差別が根強く残っていたアメリカでは、ブルースは“レイス・ミュージック”と呼ばれ、
黒人の音楽として白人からは蔑まれ、白人が表立って聴くことはほとんどなかった。
一方、第二次世界大戦後のイギリスでは、深刻な人種問題とは無縁の若者たちが、
アメリカの黒人音楽であるブルースを偏見なく受け入れ、こぞって夢中になっていた。
やがてそれはブリティッシュ・ブルースとして花開き、
反対にアメリカでのブルースに対する評価のキッカケともなっていく。
マイク・フィギス監督はこうした過程を、エリック・クラプトンやジェフ・ベック、
ローリング・ストーンズらの貴重なインタビューやライヴ・シーンを交えて辿っていく。



ユッカリーナさんのブログでこのドキュメンタリー・シリーズの“ピアノ・ブルース”を知って観て、
次にこの“レッド、ホワイト&ブルース”を観ました。

ロック・ファンは観ましょう。
上の出演者の名前を見て、おっ!と思った人は必見です。
オススメします。

上↑の解説を読んでいただければわかると思いますが、ブルースの話といっても、これは英国の50年代から
60年代にかけての一種の裏話集みたいなもので、米国のブルースについては別の作品で語られていると思います。
全部で7本もあるシリーズですからね。

僕の洋楽についての(あまり大したことが無い)知識は、英国に関して言うとビートルズ以降なんですね。
よってこの映画に出ているビートルズ以前のレジェンドの方々は知らない人が多いです。

アメリカ側のB・B・キングとかマディ・ウォーターズとかはさすがに知っていますが、
シスター・ロゼッタ・サープなんて初めて知りました。

しかしこのシスター・ロゼッタ・サープ、めちゃカッコイイです。
私生活はメチャクチャだったようですが・・・(^_^;)。
スライド・ギター、スゴイですよ!

☆Sister Rosetta Tharpe / Up Above My Head



知らない人が多いとはいっても、アビーロード・スタジオでのライヴは見応えあります。

先ずはヴァン・モリソンの歌声から↓
相変わらず素晴らしいですね!



ルル↓なんて、名前は知っていましたが、聴くも観るも初めてです(^_^;)。



ジェフ・ベックの“People Get Ready”や“Roollin'&Tumblin'”なんて良かったんだけど
映像が見つからなかったので、トム・ジョーンズとの打ち合わせ風景をどうぞ↓



“STORMY MONDAY”についての裏話については勿論全然知りませんでした。

☆Chris Farlowe / Stormy Monday



僕にとって“STORMY MONDAY”はオールマン・ブラザーズ・バンドのフィルモア・イースト・ライヴのヴァージョンです。
そう言えば、スティングが出ていた同名の映画があったなと思い出したので、調べてみたらなんと、マイク・フィギスが
監督、脚本、音楽を担当した作品でした!

このマイク・フィギスって人は、大学時代にブライアン・フェリーと同級生で、一緒にバンドも組んでいたそうです。
映画監督になる前はミュージシャンだったし、作曲家でもあったんですね。


この映画を観て思い出したあれやこれや

アメリカで黒人と白人が聴く音楽は違うというのは知識として知ってはいました。

2000年のアメリカ映画に「タイタンズを忘れない」という作品があります。
これは実話を基にした作品で、公民権法施行の後も人種差別が渦巻く1971年に、教育改革によりヴァージニア州に
生まれた白人黒人混合の高校フットボールチームの選手達が、「肌の色が違う」というだけでお互いいがみ合いながらも
スポーツを通じて徐々に分かり合い、周囲の人々をも巻き込みながら、奇跡を起こしていく様を描いた映画です。

この作品の中で(ちょっと記憶が定かでないけど・・・)、白人の生徒が黒人の生徒に向かって、黒人の音楽なんて
聴くわけないと言い放つ場面があって、1971年でもそうなのかとビックリした覚えがあります。

また、70年代のアメリカにKC&ザ・サンシャイン・バンドというバンドがあったのですが、日本でも結構
ヒット曲を連発していて、「ザッツ・ザ・ウェイ」「ブギー・マン」なんてラジオでもよくかかっていました。
このバンドは黒人と白人の混合バンドなんですけど、日本人の中学生でもそんなことは知っていたのに、
アメリカ本国では黒人と白人の混合ということが内緒になっていた!という記事を読んだときは、それが
どういう意味なのか全く理解できませんでした。
そもそも内緒になんてできるのか?と友人たちと不思議がっていました。今でも不思議ですが・・・。

またローリング・ストーンズの“ブラック・アンド・ブルー”というアルバムからのシングル曲“ホット・スタッフ”が、
黒人チャートにランクインした時、いくらアメリカの黒人だってストーンズが白人のバンドということは知っているだろうから、
アメリカの黒人も随分趣味が変わりましたね、というような内容の記事が雑誌に掲載されました。
これも当時はよく分からなかったものです。

いや、今でもこれらのことは、アメリカとはそういう国だと知識で知っただけで、実感としては分かっていません。


ブルースから離れてロックン・ロールというかアメリカのロックについて。

先ずはプレスリーの入隊について。

1958年1月20日に、プレスリーはアメリカ陸軍への徴兵通知を受けた。
当時のアメリカは徴兵制を施行しており、陸軍の徴兵期間は2年間である。
プレスリーは特例措置を受けることなく、他と変わらぬ普通の一兵士として西ドイツにある
アメリカ陸軍基地で勤務し、1960年3月5日に満期除隊した。

次はチャック・ベリー。

1959年12月、ベリーはメキシコで出会った14歳のウェイトレスを連れ回し売春を強要した容疑で、
マン法(Mann Act, 不道徳な目的のために女性を州境を越えて移動させることを禁じる)に違反したとして逮捕された。
ベリーには有罪判決が下り、懲役5年と5,000ドルの罰金が命じられた。

その他にリトル・リチャードの引退(1958年)とバディ・ホリーの事故死(1959年)があって、アメリカから
ロック・ロールの火が消えてしまった。

以前、ピーター・バラカン氏がこれらの事件?に関して、アメリカ政府の陰謀ではないかという噂があったと
テレビ番組で言っていたのですが、なんにせよアメリカではロックン・ロールは下火になったようです。

そしてその間に英国では、アメリカのロック、ブルースに憧れ、それらのレコードを手に入れ、勉強した
若者たちの才能が花開き、第一次ブリティッシュ・インヴェイジョンとして、アメリカに上陸したわけですね。

ピアノ・ブルース<未>(2003)はこちら↓

http://oukei1963.blog90.fc2.com/blog-entry-380.html
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

バニーマン様 こんばんは

ルルも出てくるのですか。
大好きなんですよね、この人がガナるロックンロールは最高にカッコイイ。

ヴァン・モリスンはthemの文脈で登場するのでしょうか。

英国寄りの内容も面白そうですね。
【2014/12/03 02:28】 URL | GAOHEWGII #- [ 編集]


GAOHEWGIIさん、こんばんは。

>ルルも出てくるのですか。
>大好きなんですよね、この人がガナるロックンロールは最高にカッコイイ。

申し訳ありません(^_^;)、ルルのことは名前しか知りませんでした。
でも今回初めて観て聴いて、カッコいいことがよく分かりました!

>ヴァン・モリスンはthemの文脈で登場するのでしょうか。

言われてみて気が付きましたが、ゼムに関しては出てきません。
何故でしょう・・・?

>英国寄りの内容も面白そうですね。

なかなか興味深い内容で面白いです。
オススメしますよ!
【2014/12/03 18:10】 URL | バニーマン #- [ 編集]


おはようございます。
実は「ストーミー・マンディ」、日本公開当時、映画館で見ました。同じ監督さんだったとは。あの曲に思い入れが合ったんでしょうね。
ルルはビートクラブで、ビージーズの故モーリス・ギブといちゃいちゃする姿からは想像出来ないですね。この映画見るまではずっとポップスだけの人だと思ってました。でも、ビージーズ自体がブルーアイドソウルだった訳で、黒人音楽との繋がりはあったんだなあ、と後になって思ったのでした。
しかし、ストーンズのメンバーが一人もインタヴューに出てこないのは、ちょっと疑問でした。ギャラで折り合いがつかなかったのだとしたら、かなり残念ですが、、。
【2014/12/04 08:28】 URL | yuccalina #qhVXTLRM [ 編集]


yuccalinaさん、こんばんは。

>実は「ストーミー・マンディ」、日本公開当時、映画館で見ました。
>同じ監督さんだったとは。あの曲に思い入れが合ったんでしょうね。

僕は観ていないので分かりませんが、このドキュメンタリーを観ると、
また監督の経歴を知ると、思い入れがあったのかなと思いますね。

>ルルはビートクラブで、ビージーズの故モーリス・ギブといちゃいちゃする
>姿からは想像出来ないですね。

それはYouTubeで映像を探さないといけませんね(笑)。

>ビージーズ自体がブルーアイドソウルだった訳で

そうですね、どうもビージーズというと僕の年代では、ディスコか
“小さな恋のメロディ”のイメージが強いのですが、あのファルセットの
歌声からもわかるように、黒人音楽ファンだったということがよく分かる
グループですね。

>しかし、ストーンズのメンバーが一人もインタヴューに出てこないのは、
>ちょっと疑問でした。ギャラで折り合いがつかなかったのだとしたら、
>かなり残念ですが、、。

言われて気が付きました・・・(^_^;)。
確かにストーンズってライヴ映像が出ていただけですね。
映画“キャデラック・レコード”にも出ていたぐらいですから、
ブルース関係の作品なら出てもおかしくないですよね。
ギャラの問題もあるし、英国に住んでいないからかな・・・。
【2014/12/04 19:31】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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「レッド・ホワイト&ブルース」~ブルーズからブリティッシュロックを生み出した人々のお話

以前、クリント・イーストウッド監督の『ピアノ・ブルース』(コチラ)を紹介した時から、こっちも書かないかん、と思ってましたの『レッド・ホワイト&ブルース』です。今回も映画のカテゴリーにしましたが、当然、話題は音楽につきます。 レッド、ホワイト &ブルース [DVD](2005/03/04)エリック・クラプトン、ジェフ・ベック 他商品詳細を見る マーティン・スコセッシが総指揮した7枚... ユッカリーナのヨガ的雑記帳【2014/12/04 08:19】


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