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わたしを離さないで(2010)
【2015/08/25 22:01】 映画ワ行
わたしを離さないで(2010)
 NEVER LET ME GO

hansanaide-1.jpg

上映時間 : 105分
製作国 : イギリス/アメリカ

監督:マーク・ロマネク
原作:カズオ・イシグロ
『わたしを離さないで』(早川書房刊)
脚本:アレックス・ガーランド
撮影:アダム・キンメル

出演:
キャリー・マリガン / キャシー
アンドリュー・ガーフィールド / トミー
キーラ・ナイトレイ / ルース
シャーロット・ランプリング / エミリ先生
イゾベル・ミークル=スモール / キャシー(子供時代)
チャーリー・ロウ / トミー(子供時代)
エラ・パーネル / ルース(子供時代)
サリー・ホーキンス / ルーシー先生

緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校“ヘールシャム”。
そこは、牧歌的な田園地帯にありながら外界からは完全に隔絶され、
徹底した管理が行われている謎めいた施設だった。
そんな静かで整然とした環境の中で、幼い頃からずっと一緒に育ってきた
キャシー、ルース、トミーの仲良し3人組。
やがて18歳となった3人はヘールシャムを卒業し、
農場のコテージで共同生活を送ることに。
初めて接する外の世界に不安や喜びを感じていく3人。
そして、いつしかルースとトミーが恋人になったことで
3人の関係も終わりを迎えようとしていたが…。



hanasanaide-2.jpg

友人から面白いよとオススメだったので、レンタル予約していたのですが、すっかり忘れていました。
それが今年になって原作者のカズオ・イシグロ(今作の製作総指揮も兼ねている)が来日したようで、
テレビやら雑誌やら新聞やらでやたらお目にかかるので、この映画のことを思い出したころ届きました。

因みに、僕はカズオ・イシグロの作品は一作も読んでいません・・・(^_^;)。

オープニングが20世紀FOXだったので、あれこれってアメリカ映画?と思ったら、
英国と米国の共同作品でした。でも内容は徹底して英国の作品です。
寄宿学校も卒業後のコテージも英国そのものだし、うんざりする曇りばかりの天気も英国だし、
主人公のファッションも英国です。そういう意味で、英国ファンにはオススメです。

hanasanaide-4.jpg

最初に言っておくと、内容はあまり知らずに観た方が面白いと思います。
ミステリーという程ではありませんし、実際割と早い時間に謎?は分かるのですが、
それでも詳しく知らずに観た方が良いタイプの映画です。

面白いです。
いや、面白いというか、とても重く切ない作品です。
“生と死”についてというか“生きること”について考えさせられる作品です。

衝撃的な事実の割には、地味で淡々とした作品なので、観る人を選ぶかもしれない。
救いが無い作品とも言えるし・・・。
ミニシアター向けの作品というとイメージが沸くかも。

青春映画、恋愛映画そしてなんとSF映画です。
未来の話なんだけど、過去の話でもあります。
「つぐない」的なところもあり、「ブレードランナー」のレプリカントの話のようでもある。

hanasanaide-3.jpg

主演のキャリー・マリガンは、彼女の作品を観るのはこれが4本目なんですけど、
なんとも不思議な女優さんです。年齢不詳というか、若くも見えるし老けても見える。
美人かそうじゃないのかもよく分からない(笑)。でもとっても魅力的な表情をする。
美人かそうじゃないのかもよく分からないというのは、キーラ・ナイトレイもそうですね。
って、これは個人的な感想ですが。彼女たちのファンの方ごめんなさい・・・(^_^;)。
でもこの二人、とってもいいですよ。役柄が対照的なのもいいですね。

アンドリュー・ガーフィールドは情けない男の子の役がピッタリ。
二人の美女に挟まれ、どっちつかずというのがとっても似合っています。
お坊ちゃん風というのもね。

hanasanaide-5.jpeg

「ハッピー・ゴー・ラッキー」のサリー・ホーキンスがまたも先生の役で出演。
なかなかいい味出しています。

久しぶりだったのはシャーロット・ランプリング。僕は「スイミング・プール(2003)」以来です。

映画の中でこの映画の題名「Never Let Me Go」になっている歌が流れる場面があります。
実際に歌っているのはJane Monheitという歌手なのですが、ジュディ・ブリッジウォーターという歌手も、
この歌そのものも実際には存在しない小説の中だけの架空の楽曲だそうです。
これが実に良いです。ご丁寧にそれらしいジャケットまで作られています。

☆Judy Bridgewater - Never Let Me Go



☆予告↓





ここからネタバレです。

何が謎って、彼等が自分の運命をあまりに素直に受け入れていること。
何故?
だれも反抗しないし、逃げもしないし、あ~、サリー・ホーキンス演じるルーシー先生は抵抗しますが。
不思議だ。

そもそもこういったクローンというかコピーというか、ここまで人間的に育てる必要があるのか?
科学的にどういった方法があるのかは分かりませんが、兎に角残酷の一言に尽きます。
ルーシー先生の行動、分かるな~。
トミーが叫ぶ場面は本当に胸が痛む。
こんな未来が来るのでしょうか・・・?


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

こんにちは。

この映画公開時から気になってました。結構話題になってたので、残念ながら?話の概略を知ってしまってます。きっとやるせない感じなんだろうなー、と想像ついてしまうが故に、敢えて見てない、って感じでしょうか。『ブレードランナー』は見ましたけど、、。

少女のようで、老女のようでもある?キャリー・マリガンは、サマンサ・モートンみたいな感じでしょうか。しかし、元々、男優でも女優でも、余りに美男美女過ぎるのは、逆にハンデのような気がします。役柄も限られちゃいますしね。
【2015/08/26 13:38】 URL | yuccalina #43EIiEKE [ 編集]


yuccalinaさん、コメントありがとうございます。

?話を知っているのなら、そうですね、あとは出演している俳優さんに興味があるかどうかですね。
確かにやるせないです。救いが無いので。
『ブレードランナー』はアクションがあるので、切なくて?も楽しさがありましたが、
この作品はそういって意味では本当に重い(だけの)話ですからね。
でも、結構面白いですよ。
TVで放映されたら観てください(笑)。

>少女のようで、老女のようでもある?キャリー・マリガンは、サマンサ・モートンみたいな感じでしょうか。

あーなるほど、そういえばイメージは近いかも。

>元々、男優でも女優でも、余りに美男美女過ぎるのは、逆にハンデのような気がします。役柄も限られちゃいますしね。

それはありますね。でも、美男美女が冒険して、こんな役やるの!?という時に、意外と良かったりすることもあるので、分からないですね。
って、今ちょっと例が思い浮かびませんが・・・(^_^;)。
【2015/08/26 20:16】 URL | バニーマン #- [ 編集]


魅力的な配役ですねー!
それで、衝撃の結末???
次回はコレ借りてきますねー。
ご案内ありがとうございました。
【2015/08/28 06:36】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

>それで、衝撃の結末???

いえ、結末は衝撃的ではありません。
衝撃的事実は結構早い時間帯に明かされます(^_^;)。
だからミステリーではないです。
が、あまりな内容を知らずに観た方が良いと思います。
【2015/08/28 20:35】 URL | バニーマン #- [ 編集]


さっそく、ツタヤで借りて観ましたよ。

これは、おもしろかった!
すごい映画ですねー。

「なんでみんな無抵抗なんだろ?」と思いますが、
映画最初のほうで、「○○だ柵の外へ出たら、殺された」
というようなくだりがあったり、
最後まで「ギャラリー」のことが伏せられていたりで、
“おぞましさ” を映像等で全然説明しないまま結末を迎えるところが
おぞましさを倍増させているのじゃないかと思います。
ハリウッド映画では少ないやり方ですよね。
「省略の美学」とは、こういうことをいうのだと思います。
アンドレイ・タルコフスキーを彷彿とさせました。

脚本家と監督に、でっかい拍手を送りたいと思います。
パチパチパチパチパチーーー!

イギリスは、いい意味でも悪い意味でも、クロ○ン研究の最先進国。
強烈な警鐘を鳴らした作品なんでしょうね。

ご紹介、ありがとうございました。
【2015/08/31 02:32】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

おー、もう観られましたか。

>「なんでみんな無抵抗なんだろ?」と思いますが、
>映画最初のほうで、「○○だ柵の外へ出たら、殺された」
>というようなくだりがあったり、
>最後まで「ギャラリー」のことが伏せられていたりで、
>“おぞましさ” を映像等で全然説明しないまま結末を迎えるところが
>おぞましさを倍増させているのじゃないかと思います。

あっ、そう言えばそんな場面ありましたね。
すっかり忘れていました・・・(^_^;)。

>ハリウッド映画では少ないやり方ですよね。
>「省略の美学」とは、こういうことをいうのだと思います。
>アンドレイ・タルコフスキーを彷彿とさせました。

そうですね、ハリウッドではみんなに分かってもらえる作品をつくらないといけないので、そういって意味でも英国的な作品かもしれません。
ただタルコフスキーは僕には???なところが多すぎます(^_^;)。

>イギリスは、いい意味でも悪い意味でも、クロ○ン研究の最先進国。
>強烈な警鐘を鳴らした作品なんでしょうね。

そうかドリーをつくったのって英国でしたっけ。
科学のやり過ぎを心配したんですね。
【2015/08/31 20:22】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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