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ファントム・オブ・パラダイス(1974)
【2015/10/23 22:09】 映画ふ
ファントム・オブ・パラダイス(1974)
 PHANTOM OF THE PARADISE

POP-1.jpg

上映時間 : 94分
製作国 : アメリカ

監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:ブライアン・デ・パルマ
音楽:ポール・ウィリアムズ
ジョージ・アリソン・ティプトン

出演:
ポール・ウィリアムズ / スワン
ウィリアム・フィンレイ / ウィンスロー・リーチ
ジェシカ・ハーパー / フェニックス
ジョージ・メモリー / フィルビン
ゲリット・グレアム / ビーフ
ロビン・マトソン
シェリル・スミス

自分の曲を盗作された上に無実の罪まで着せられた青年音楽家ウィンスロー。
刑務所を脱走した彼は、レコードのプレス工場に忍び込んだ時、
機械で顔半分を押しつぶされてしまう。
仮面で顔を隠した彼は、恋する女性のために、
劇場の屋根裏で作曲を続けるが……。



POP-3.png

うーむ、カナダの変態監督のお次は、アメリカの奇人のこれか・・・。

「オペラ座の怪人」と「ファウスト」を足して割って、ロック(というかアメリカン・ポップス)の
スパイスをふりかけたような、奇才?ブライアン・デ・パルマによるミュージカル映画の傑作(怪作?)。
上記以外にも「ノートルダムのせむし男」と「ドリアン・グレイの肖像」も元ネタだそうです。

僕にとっては「ロッキー・ホラー・ショー」の次に素敵なロック・ミュージカルですね(笑)。

pop-4.jpg

音楽ネタの感想を先に書いておきます。

ポール・ウィリアムズというと、スリー・ドッグ・ナイトの「オールド・ファションド・ラブ・ソング」や
カーペンターズの「愛のプレリュード」或いは「雨の日と月曜日は」の作者ということで有名ですね。
アメリカン・ポップスのファンには、ロジャー・ニコルズの相棒だったというと分かりやすいかも。
個人的にはアラン・パーカー監督のミュージカル映画「ダウンタウン物語(1976)」の音楽担当として
記憶に刻まれています。

一曲目がルベッツの「シュガー・ベイビー・ラヴ」かエルトン・ジョンの「クロコダイル・ロック」みたいだった。
ジューシー・フルーツのボーカルが一瞬プリンスに見えた・・・(^_^;)。

POP-5.jpg

ビーフがフレディー・マーキュリー風だったり、キッスみたいなメイクのバンドがいたりなんだけど、
クイーンもキッスも1973年のデビューなんですよね。
で、この映画が1974年に発表。へ~、スゴイな。

POP-6.jpg

で、肝心の映画はというと、デ・パルマにしては分かりやすくポップな作品、だけどやっぱりヘンテコ。
くどいカメラワークがデ・パルマらしくて好いですね。

純粋に音楽を追求する真面目な青年が、冤罪を晴らすため、愛する女性のために、ファントムとなり
スワンに復讐するそのパワーと、切なさに涙を禁じえません・・・マジで。
バカバカしいまでの仰々しさが、この映画の魅力なんです。
それについていけるかどうかが、この作品を受け入れることが出来るかどうかのポイントです。
そもそもデ・パルマが好きか嫌いかという好みも非常に大きい問題ですが・・・(^_^;)。

POP-2.jpg

残念なのは、ポール・ウィリアムズが凄すぎて、ウィリアム・フィンレイとジェシカ・ハーパーが地味に
感じちゃうんですよね。
特にウィリアム・フィンレイは素顔じゃない場面が多いので、彼の顔が思い出せないぐらいです、
って、上に写真があるけどね(^_^;)。

そうそう、日本語訳で“オタク”という言葉が出てきたが、いつ訳をやり直したのだろうか?

まっ、物好きな人は一度ご覧あれ(笑)。

☆予告




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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
一度見たら忘れられない
インパクトある作品ですよね。
ホント、ラストは涙せずにはいられないです。
それまでの惨いシーンや、ヒロインのちょっと共感できない部分も、このラストで吹き飛びました。

>僕にとっては「ロッキー・ホラー・ショー」の次に素敵なロック・ミュージカルですね(笑)。

この作品と一緒に語られることが多い作品ですね。未見なので、いつか観てみたいです!
【2015/10/24 14:54】 URL | 宵乃 #Jluqsbno [ 編集]


宵乃さん、コメント&TBありがとうございます。

>一度見たら忘れられない
>インパクトある作品ですよね。
>ホント、ラストは涙せずにはいられないです。
>それまでの惨いシーンや、ヒロインのちょっと共感できない部分も、
>このラストで吹き飛びました。

ホント、インパクトあるって、こういう作品のことを言うんでしょうね。
途中はツッコミどころ満載ですけど、ラストで許しちゃうタイプの作品ですね(^_^;)。

「ロッキー・ホラー・ショー」を未見ということなら是非お勧めします。
このファントム・オブ・パラダイスを気に入ったなら、きっと楽しめます!
【2015/10/24 22:54】 URL | バニーマン #- [ 編集]


これは、もちろんタイトルは知っているのですが、
観たことがないんです。
なるほどー、バニーマンさんの記事をを読ませていただいて、
過去のネガティブなイメージか変わりましたよ!
ぜひ近いうちに観させていただきます。
ご案内ありがとうございました。

『ロッキー・ホラー・ショー』は、もちろん20回くらい観てまっせー。
【2015/10/25 01:06】 URL | つかりこ #- [ 編集]


いつも、見させてもらってます。koyoです。
ブライアンデパルマは、大好きな監督なんで思わずコメントさせてもらいます。
手前と奥の焦点が一致するディープフォーカスとか、画面分割のスプリットスクリーン(調べたらキャリーより前からやってた手法なんですね)といった、デパルマお得意の映像技術と、アメリカのロックンロール文化に、あの狂気的デザインが見事にマッチした素晴らしい作品ですね。
デパルマは最近パッションっていう映画を撮っていますけど、こちらも70年代後半から80年代にかけて一番脂の乗っていたデパルマ節がこれでもかと炸裂していておススメです。映像技術とサスペンス、そしてどこかヒッチコックのリスペクトを入れてくる彼のやり方は、いつまでたっても飽きないです。
【2015/10/25 13:12】 URL | koyo #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

>これは、もちろんタイトルは知っているのですが、
>観たことがないんです。
>なるほどー、バニーマンさんの記事をを読ませていただいて、
>過去のネガティブなイメージか変わりましたよ!
>ぜひ近いうちに観させていただきます。

いや、これは微妙な作品なので、お気に召すかどうか・・・。
ハマる人とダメな人の差が大きい作品ですので(^_^;)。

>『ロッキー・ホラー・ショー』は、もちろん20回くらい観てまっせー。

『ロッキー・ホラー・ショー』が好きなら多分OKだと思いますが、僕の友人で
『ロッキー・ホラー・ショー』を薦めたらレンタルすればよいものを、いきなりDVDを
買ってしまった人がいて、彼女はまったくダメだったそうで、そのDVDをくれました。
ファントムもその手のタイプの作品なので、注意してください(笑)
【2015/10/25 21:13】 URL | バニーマン #- [ 編集]


koyoさん、コメントありがとうございます。

koyoのブログから窺える研究熱心なところはデ・パルマでも発揮されていますね。

僕は実はデ・パルマにそれほど熱心ではなく、キャリーなどの初期の傑作を観ていないんです(^_^;)。
ただ今まで観た彼の作品はかなり僕の趣味に合っていたので、初期の作品から順番に観ていきたいとは思っているのですが、そのパッションもなかなか興味が惹かれますね。
忘れないようにメモしておきますね!
【2015/10/25 21:22】 URL | バニーマン #- [ 編集]


こんばんは

 デ・パルマ監督は評価が分かれたり、作品の出来・不出来が激しいと当時言われてましたね。
 この映画は見てませんが、私は「キャリー」を見て、もういいわ、という感じでした。
 「ミッション・インポシブル」が デ・パルマ作品と知ったのも、だいぶ後のことでした。
 それにしても、皆さんデ・パルマ作品をごらんになっているのですね。
 
【2015/10/26 23:32】 URL | mikitaka08 #- [ 編集]


mikitaka08さん、コメントありがとうございます。

>デ・パルマ監督は評価が分かれたり、作品の出来・不出来が激しいと当時言われてましたね。

いまだに評価が分かれるというか、好き嫌いが激しく表れる監督ですね。
で、その作品も一般にオススメできるという類いのものではありません。
多分、誰が見ても良いなというのは、「アンタッチャブル」だけ?だと思います(^_^;)。
「ミッション・インポシブル」もまだ一般受けする作品のほうですね。
【2015/10/27 20:49】 URL | バニーマン #- [ 編集]


デ・パルマ作品は、『キャリー』(1976)、『殺しのドレス』(1980)、『スカーフェイス』(1983)、
『ボディ・ダブル』(1984)、『アンタッチャブル』(1987)、
そしてこの『ファントム・オブ・パラダイス』と観ましたが、
僕が知ってる中ではこの作品が一番クレイジーな魅力にあふれていますねー。
これぞ、カルトムービー、って感じでしょうか。
おもしろかったです!
オーディションの時のフェニックスの踊り方が、思い切り'70年代的で
頭に焼きついてはなれませんわー。

ジューシー・フルーツは、ビーチ・ボーイズでしょうか?
おっしゃる通り、フレディに、キッスに、
主役のウインスロー・リーチは、ジョン・レノンに似てません?
笑っちゃいました。
デ・パルマは、ロック産業が嫌いだったんでしょうかね?

当時、いろいろな人に影響を与えた映画なんですねぇ。
近田春夫がプロデュースした「ジューシー・フルーツ」は
この映画からもってきたとウィキペディアに書いていました。
【2015/11/07 16:33】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

僕はデ・パルマ作品は「ファントム・オブ・パラダイス」「殺しのドレス」「」ミッドナイトクロス
「アンタッチャブル 」「ミッション:インポッシブル」「スネーク・アイズ」「ファム・ファタール」
「ブラック・ダリア」その他、今回知ったのですが、プロモでスプリングスティーンの
「ダンシン・イン・ザ・ダーク」を観ていますね。
残念なのは「キャリー」と「スカーフェイス」を観ていないことですね・・・(^_^;)。

>僕が知ってる中ではこの作品が一番クレイジーな魅力にあふれていますねー。
>これぞ、カルトムービー、って感じでしょうか。

僕も観た中では、これが一番変?でデ・パルマらしさ全開だと思います。
たしかにカルト・ムービー以外の何物でもないですね(笑)

>オーディションの時のフェニックスの踊り方が、思い切り'70年代的で
>頭に焼きついてはなれませんわー。

あの踊りは時代を感じますね。彼女自身もとっても70年代的な雰囲気ですね。

>ジューシー・フルーツは、ビーチ・ボーイズでしょうか?
>おっしゃる通り、フレディに、キッスに、
>主役のウインスロー・リーチは、ジョン・レノンに似てません?
>笑っちゃいました。
>デ・パルマは、ロック産業が嫌いだったんでしょうかね?

あ~、確かにウインスローは弱弱しいジョンみたいですね(笑)

デ・パルマはもうちょっと王道的なアメリカン・ポップスが好きなんでしょうかね。
彼のヒット曲はその手のものが多いですから・・・?

>当時、いろいろな人に影響を与えた映画なんですねぇ。
>近田春夫がプロデュースした「ジューシー・フルーツ」は
>この映画からもってきたとウィキペディアに書いていました。

僕も近田春夫の話はどこかで読んだ記憶があります。
近田春夫はこの映画の影響受けていそうです。
【2015/11/07 20:38】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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映画「ファントム・オブ・パラダイス」観た

原題:PHANTOM OF THE PARADISE 製作:アメリカ’74 監督:ブライアン・デ・パルマ ジャンル:ミュージカル/ファンタジー【あらすじ】レコード会社の社長スワンに曲を盗まれ、無実の罪で投獄された青年音楽家ウィンスロー。刑務所で歯を抜かれ、脱獄してレコードプレス工場を襲撃するも機械で顔半分を押しつぶされてしまうのだった。復讐のためスワンの前に現れたウィンスローは、彼... 忘却エンドロール【2015/10/24 14:48】


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