バニーマン日記
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はじまりのうた(2013)
【2015/11/04 18:59】 映画は
はじまりのうた(2013)
 BEGIN AGAIN

oa-1.jpg

上映時間 : 104分
製作国 : アメリカ

監督:ジョン・カーニー
脚本:ジョン・カーニー
音楽:グレッグ・アレクサンダー
音楽監修:アンドレア・フォン・フォースター
マット・サリヴァン
出演:
キーラ・ナイトレイ / グレタ
マーク・ラファロ / ダン
ヘイリー・スタインフェルド / バイオレット
アダム・レヴィーン / デイヴ
ジェームズ・コーデン / スティーヴ
ヤシーン・ベイ / サウル
シーロー・グリーン / トラブルガム
キャサリン・キーナー / ミリアム

音楽プロデューサーのダン。
かつては人気ミュージシャンを次々と発掘し、ヒットを飛ばしてきた彼だったが、
すっかり時代に取り残され、ついには自分が設立したレコード会社をクビになってしまう。
失意のまま飲み明かし、酔いつぶれて辿り着いたバーで、
ふと耳に飛び込んできた女性の歌声に心を奪われる。
小さなステージで歌を披露していたのは、シンガー・ソングライターのグレタ。
ブレイクしたミュージシャンの恋人デイヴに裏切られて別れたばかりで、
今も失意のどん底。そんなグレタに一緒にアルバムを作ろうと提案するダン。
お金のない2人がスタジオに選んだのは、なんとニューヨークの街の中。
ストリート・ミュージシャンたちに参加してもらい、大胆にも路上で
ゲリラ・レコーディングを敢行してしまう2人だったが…。



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「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の新作。
オススメです。
音楽ファン必見です!

前作がアイルランドらしい?薄暗い曇りの画面だったのに、今回はニューヨークが舞台で、
画面も見違えるほどのキレイさです。予算が違うか? あー下世話な判断(笑)

同じ“音楽”を扱っていても、全く雰囲気違います。
でも、音楽に愛情たっぷりということに変わりはありません。
勿論、前作同様、曲(歌)の出来は言うこと無し!

オープニングから引き込まれます。
アコギの弾き語りの歌を、あーしてこーすると、こうなるんですねという良いお勉強になります。
アレンジの力って大きいな~って、今更ながらです(笑)。

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主人公のダンは、時代遅れの音楽プロデューサーで、自分の会社をクビになり、娘にも相手にされない
単なるアル中オヤジのようですが、ちゃんと理由があったんですね。

もう一人の主人公・グレタは、“歌の作り手”というか、自分の曲には当然ながらこだわりがある女性で、
でも彼(デイヴ)が売れ線狙いに路線変更していくのが耐えられない上に、浮気されてどん底。

そんなダンとグレタの二人が出会って、金は無いけどアイデアは有るというわけで、路上をスタジオに、
ミュージシャンはあの手この手で集めて、録音をしちゃうという、なんとも素敵なお話です。

それに、音楽ネタの場面がいちいち良いんです。
ダンとグレタが二股のイヤホンジャックで、お互いのプレイリストを同時に聞く場面とか、
グレタとスティーヴがデイヴの留守番電話に歌を吹き込む場面とかね。

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で、何度も書くけど、曲(歌)が良いんですよね。

キーラ・ナイトレイは、何と言うか、シンガー・ソングライターらしい歌い方。
基本それなりに上手いけど、歌が上手い!っていうタイプより、じっくり丁寧に歌うっていうかんじ。
同じ歌をアダム・レヴィーンも歌うんですが、こちらは流石!という分かりやすい上手さ。
いやいや、ホントにアダム・レヴィーン、歌上手いな~って、改めて思いました。

☆キーラ・ナイトレイ / “Lost Stars”



☆アダム・レヴィーン / "Lost Stars"



尚、アダム・レヴィーン(マルーン5)は自分の宣伝になるからノーギャラでいいと言ったそうです。
マジっすか? まー儲けているからお金の心配はないですね、彼の場合。

それとやっぱりニューヨークの街が言うことないよね。
絵になる街ですね。もちろん、監督の街の切り取り方が良いってことなんですけど。

出演者は、キーラ・ナイトレイもマーク・ラファロも、その他みなさんいい味出ています。

憎き共同経営者のサウルって、今回はヤシーン・ベイという名前だけど、モス・デフという名前で
「銀河ヒッチハイク・ガイド」「僕らのミライへ逆回転」「キャデラック・レコード」なんかに
出ていた彼なんですね、へ~すっかり忘れていました。っていうか、結構印象が違うのでビックリ。

ダンの娘役のヘイリー・スタインフェルドって、「トゥルー・グリット」のあの少女!
大きくなりましたね!

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製作にジャド・アパトーの名前見つけてビックリです。
何故ビックリかって? 彼の履歴を調べて頂ければ分かります(笑)
まーこんなことはどうでもいいことです。

ラスト(エンドロール)はこの映画らしい結末です。
でもダンはヤリ手ビジネスマンじゃなかったということですね。
それが彼らしいんですけど(笑)。

ただ僕は売れ線の歌も、イマドキの歌も否定はしません。
というかそれはそれで好きなので。
商業ロックも好きですよ(笑)

レコード会社が難しいのは、売れ線の歌が売れるとは限らないし、
良い作品が売れるとは限らない。映画もそうなんですけどね。
で、勿論会社としては売れて利益を上げなきゃならない。

この作品もアダム・レヴィーンを起用したということは、
メジャーなことを否定しているんじゃなくて、
CDが売れなくて、ダウンロードの世になり、
YouTubeでタダで観放題とい今を素直に表現しているということ。

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つまりデイヴやサウルのような人もいれば、グレタのようにお金儲けが第一ではなく、
純粋に自分の作品を自分のやり方で表現したいだけっていう人もいるってこと。

そういうグレタみたいな人にとって、メジャー(大資本)は、大きく儲けたいから相容れないけど、
テクノロジーの発達で、素人のような人でも発表の場所が出来たってことはスゴイ世の中になりましたね。
グレタも決して自分の曲を世に出したくないというわけじゃないんですよね。
ただ他人に干渉されたくないだけ。

ダンは自分のお目に適うアーティストを世に出したい、グレタは自分のしたいようにさせてくれる会社と
契約したい、というそれぞれの夢を追い、諦めなかった結果がこうだった。
いや夢を諦めないということがテーマじゃなくて、夢の実現の仕方が問題ということです。
単なる夢をいかに結果に結びつけるか? 夢見るだけじゃダメなんですよね。

でもこの映画の一番の胆は、ダンのセリフにあります。
「音楽の魔法だ。陳腐でつまらない景色が美しく輝く真珠になる。」
ちょっと記憶があやふやなので違うかもしれないけど・・・。

☆予告↓





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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

キーラ・ナイトレイの声、かわいらしいですよね。
とくに、メインの曲!あれはいいですわー。

商業主義的にじゃなく純粋に自分の音楽を広めたい、
他人の流行とは関係なく音楽を楽しみたい、
って思っている人は多いと思うんです。
そんなアーティストや音楽ファンの希望を見事に物語にしてくれた映画では?

レディオ・ヘッドやU2が、聴く人が値段を決めたり、無料で配信したり
といったことをやりましたが、「お金のある人の新しいマーケティング」ではなくて、
「陳腐でつまらない景色を美しく輝く真珠に変えてくれる」音楽なら
お金がなくても広まるんだ、という夢を作中で叶えてくれでいますよね。
「いい曲と売れる曲とは違う」というセオリーを気持ちよくぶっとばしてくれています。

バリバリのA&R物語ですが、おっしゃる通り、
プロデューサーやアーティストでなくても、いろんな人に
「夢の実現」とか「ものを売るということ」を示唆してくれるいい映画ですよね。
【2015/11/05 14:50】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

>キーラ・ナイトレイの声、かわいらしいですよね。
>とくに、メインの曲!あれはいいですわー。

いいですね~! 
キーラ・ナイトレイ、これぞ予想外というしかないです。
監督って、どこで彼女の歌声聴いたんでしょう?

>商業主義的にじゃなく純粋に自分の音楽を広めたい、
>他人の流行とは関係なく音楽を楽しみたい、
>って思っている人は多いと思うんです。
>そんなアーティストや音楽ファンの希望を見事に物語にしてくれた映画では?

>レディオ・ヘッドやU2が、聴く人が値段を決めたり、無料で配信したり
>といったことをやりましたが、「お金のある人の新しいマーケティング」ではなくて、
>「陳腐でつまらない景色を美しく輝く真珠に変えてくれる」音楽なら
>お金がなくても広まるんだ、という夢を作中で叶えてくれでいますよね。
>「いい曲と売れる曲とは違う」というセオリーを気持ちよくぶっとばしてくれています。

ちょっと前まではマイスペースで発見?されたりしましたが、
ネット社会の発達で世の中変わりましたよね。
そんなイマドキの物語でもありますよね。
で、やっぱりプロデューサーの力って大きいなって・・・。
グレタだけだったらこんなに上手くいかなかったと思うんです。
その上で、「いい曲と売れる曲とは違う」というセオリーを気持ちよくぶっとばしていると思います。

>バリバリのA&R物語ですが、おっしゃる通り、
>プロデューサーやアーティストでなくても、いろんな人に
>「夢の実現」とか「ものを売るということ」を示唆してくれるいい映画ですよね。

つかりこさんも業界人?として、思う所があったのではないかと思いますが、
プロの仕事はやはり大きな要素ですが、その中にどっぷりつかりすぎると、
「ものを売るということ」の本質を忘れがちというこのを思い知らされました。
【2015/11/05 20:56】 URL | バニーマン #- [ 編集]


こんばんは

 ご紹介の楽曲、いいですね。
 実はふたりとも全く知らないのですが、とてもいい。

 <CDが売れなくて、ダウンロードの世になり、
 YouTubeでタダで観放題とい今を素直に表現しているということ。

 私はそういう世の中に反発してアナログに固執しているつもりでしたが、実はバニーマンさんがご指摘のとおりの世界にどっぷりとつかっておりました。
 映画を見ていませんが、ちょっぴり反省するきっかけをいただきました。

【2015/11/05 22:33】 URL | ミキタカ08シクティーズ #- [ 編集]


ミキタカさん、コメントありがとうございます。
名前の表示方が変わりましたね。

>ご紹介の楽曲、いいですね。
>実はふたりとも全く知らないのですが、とてもいい。

男性(アダム・レヴィーン)はプロの歌手(バンドのヴォーカル)なので兎も角、
キーラの方は、今までまったく歌に関して噂が無かったのでちょっとビックリしました。

>私はそういう世の中に反発してアナログに固執しているつもりでしたが、
>実はバニーマンさんがご指摘のとおりの世界にどっぷりとつかっておりました。
>映画を見ていませんが、ちょっぴり反省するきっかけをいただきました。

いえいえ、アナログも今や時代の最先端です。
レコードプレーヤーもぞくぞく新型が発売されています。
配信だけになっちゃうとレコード・ジャケットに対する熱意が無くなるのが心配です。
僕はオールドウエーブなので、ものの形がある方が好きなんです。
ハイレゾも興味が有るんですけどね・・・(^_^;)。
YouTubeは今更止められませんよ(笑)
【2015/11/06 20:49】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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