バニーマン日記
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海街diary(2015)
【2016/11/26 22:14】 映画う
海街diary(2015)
 OUR LITTLE SISTER

umimati-1.jpg

上映時間 : 128分
製作国 : 日本

監督:是枝裕和
原作:吉田秋生 『海街diary』
脚本:是枝裕和
撮影:瀧本幹也
音楽:菅野よう子
出演:
綾瀬はるか / 香田幸
長澤まさみ / 香田佳乃
夏帆 / 香田千佳
広瀬すず / 浅野すず
加瀬亮 / 坂下美海
鈴木亮平 / 井上泰之
池田貴史 / 浜田三蔵
坂口健太郎 / 藤井朋章
前田旺志郎 / 尾崎風太
キムラ緑子 / 高野日出子
樹木希林 / 菊池史代
リリー・フランキー / 福田仙一
風吹ジュン / 二ノ宮さち子
堤真一 / 椎名和也
大竹しのぶ / 佐々木都

鎌倉の古い家に暮らす幸、佳乃、千佳の香田三姉妹。
父は不倫の末に15年前に家を出て行き、その後、
母も再婚してしまい、今この家に住むのは3人だけ。
ある日、その父の訃報が3人のもとに届く。
父の不倫相手も既に他界しており、今は3人目の結婚相手と山形で暮らしていた。
葬儀に参加した三姉妹は、そこで腹違いの妹すずと出会う。
父が亡くなった今、中学生のすずにとってこの山形で身寄りと
呼べるのは血のつながりのない義母だけ。
気丈に振る舞うすずだったが、肩身の狭い思いをしているのははた目にも明らか。
すずの今後を心配した幸は、別れ際に“鎌倉で一緒に暮らさない?”と提案する。
こうして鎌倉へとやって来たすずだったが、最初は自分の母が
幸たちの父を奪ったことへの負い目を拭えずにいた。
それでも、異母姉たちと毎日の食卓を囲み、日常を重ねていく中で、
少しずつ凝り固まった心が解きほぐされていく。
また、入部した地元のサッカーチームでも仲間に恵まれ、
中学生らしい元気さも取り戻していくすずだったが…。




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吉田秋生の漫画「海街diary」を映画化。
彼女の作品はほとんど読んでいて、未読はこれくらいと思っていましたが、
「海街diary」の前作「イヴの眠り」も読んでいませんでした・・・。
それ以前の「YASHA-夜叉-」より古いものでもまだ読んでいないものがちらほら。
う~ん、縒んだけど忘れているのかな・・・(^_^;)

それはさておき、原作読んでいなくても楽しめました。
是枝裕和監督の作品で、僕が観たものの中では一番良かったかな。
まー、彼の作品、全部は観ていませんけどね。

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原作読んでいないけど(読んでいないからか?)、吉田秋生らしいな~と思いました。
結構原作に忠実なんではないでしょうか・・・?
映画のどこを観ても吉田秋生の絵を思い浮かべることが出来ます。
それと彼女らしいと言えば、鋭い視点と残酷さのシリアスなところとコメディ的なバランス、
彼女のファンとしては満足です。

ただ映画の尺に合わせるため、多少?端折ってあるのか、分かりにくいところありですね。
説明を入れすぎると雰囲気が壊れる場合もあるし、アメリカ映画的な分かりやすさという
のも良し悪しみたいなところもあるし(それでも分かりやすいことに越したことは無いけど)、
難しいところではあるが、今作の場合どうしても何故?というのが一つあった(それ以外は
なんとなく分ったような気がした・・・)。

その唯一の謎が、次女佳乃と彼の朋章のエピソード。
朋章に何がありました?
分りません・・・(^_^;)
まーいいや。

umimati-13.jpg

話題を変えます。
映画的なことで言うと、小津安二郎の影響ですね。
是枝監督は意識的に小津的な映画にしたんですかね?
いや、小津的と思うのは僕だけ?

あとは四人姉妹ということで、谷崎潤一郎原作で市川崑監督の「細雪 (1983年)」を
思い出しました。もっとも細雪は上流階級のお嬢様のお話だし、大阪(船場)文化の
崩壊過程を描いているので、雰囲気は随分違いますけどね。

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さて、画面で印象的なのは、四人姉妹が海辺で戯れるシーン。
彼女たちの家の特に縁側での場面。
ちゃぶ台での食事場面。
鎌倉のあの極楽駅の場面(テレビ・ドラマの影響・・・?)(笑)

花火の場面。
花火というとマイケル・ウィンターボトム監督の「ひかりのまち」を思い出します。
そういえば「ひかりのまち」も姉妹の話でしたね。こちらは三人姉妹でしたが。
花火を見せずに花火を見る楽しさ(幸せ)を描いていました。
この「ひかりのまち」もオススメです。

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そして桜のトンネルを自転車の二人乗りで走り抜けるすずの顔!
これって一番印象的かも。

あと三人のお姉ちゃんたちがデカい!?ので、すずの妹らしさが際立ちます(笑)

姉妹それぞれに秘密があって、すずのしらすのエピソードみたいなものから、
幸の不倫の話まで色々ですが、淡々と描かれていきます。
多少感情的なところは、母親と幸、幸と佳乃のケンカぐらいで、でもそれも
吉田秋生らしい・・・?

すずに“奥さんがいる人を好きになるなんて、お母さん、良くないよね”って、
幸に向かって言わせるところなんかも吉田秋生らしい、ような気がする(^_^;)
幸が“あれはどうすることもできないことだったの”って、大人だな(笑)

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四人姉妹、樹木希林、風吹ジュン、大竹しのぶはみんな良かったですよね。
姉妹のキャラの違いも予想外に上手くハマっていたと思う。

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反対に男性陣は、加瀬亮とリリー・フランキー、前田旺志郎は良しとして、
坂口健太郎と堤真一の役柄は情けない役ですね。
役者が悪いということではないよ。

意外と儲け役がレキシこと池田貴史の千佳の彼役。
こいつ誰?と思っていたらレキシでした(笑)
とぼけた感じなんだけど意外とマジメっていう雰囲気が良い。

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小ネタetc

山形と鎌倉の距離感が全然感じられない。

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長澤まさみの樹木希林のマネ、上手いじゃん(笑)
で、長澤まさみと言えば、冒頭の場面だけでヤラレタってかんじですね。
あのオープニングで十分満足できましたwww

☆予告






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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

これ、いいですよねー。
僕も近年観た邦画ではトップクラスです。
広瀬すずちゃんが大きくなる前に、
続編を作ってほしいと願っています。

原作もおもしろいですよ。
映画はかなり原作を忠実に再現していると思いますが、
原作のほうがコミカルなシーンがふんだんにあります。
映画はコメディよりもっとヒューマン寄りに作られていると思います。
おっしゃる通り、明らかに小津映画みたいに作りたかったんでしょうね。
【2016/11/27 17:29】 URL | つかりこ #- [ 編集]


やっと観ましたか? バニーマンさん(笑)
漫画、吉田秋生ファンなら是非これ読んでください!
吉田秋生作品の中で一番好きです。サイコー傑作だと思う☆

> で、長澤まさみと言えば、冒頭の場面だけでヤラレタってかんじですね。
> あのオープニングで十分満足できましたwww
同感。わかります。
私が男だったらイチコロです(笑)

ところで、話変わりますが
今さらなんですが、バニーマンさん、相互リンクお願いしていいかしら?
ちょっと整理しようと思ったらバニーマンさんとこ入ってなかったわ★
【2016/11/27 18:53】 URL | さとちん #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

>広瀬すずちゃんが大きくなる前に、
>続編を作ってほしいと願っています。

えっ、まだまだ続きがあるんですか・・・?
原作もしかして連載中とか(^_^;)

>原作もおもしろいですよ。
>映画はかなり原作を忠実に再現していると思いますが、
>原作のほうがコミカルなシーンがふんだんにあります。
>映画はコメディよりもっとヒューマン寄りに作られていると思います。

やっぱり原作に忠実なんですね。
吉田秋生の漫画って、毒もあるけど、笑える作品多いですよね。
想像通りだろうな、きっと。
連載中でも追いついて読まないと!

>おっしゃる通り、明らかに小津映画みたいに作りたかったんでしょうね。

おっ、やはりそう思えますよね。
小津さんみたいに作って、成功しているのが立派ですね。
さすが是枝監督です。
【2016/11/27 19:35】 URL | バニーマン #- [ 編集]


さとちんさん、やっと観ましたよ(笑)

良かったです!

>漫画、吉田秋生ファンなら是非これ読んでください!
>吉田秋生作品の中で一番好きです。サイコー傑作だと思う☆

そうか、コミック何冊あっても買いますよ。
そりゃ読まないと!

>私が男だったらイチコロです(笑)

女性にも理解していただき良かった(笑)

>ところで、話変わりますが
>今さらなんですが、バニーマンさん、相互リンクお願いしていいかしら?
>ちょっと整理しようと思ったらバニーマンさんとこ入ってなかったわ★

こちらこそ宜しくお願い致します。
是非、是非!!!
【2016/11/27 19:41】 URL | バニーマン #- [ 編集]


原作、続いています。
現在、単行本7巻目かな。
映画は、3巻目くらいまでのハナシですねー。
【2016/11/27 23:10】 URL | つかりこ #- [ 編集]


つかりこさん、コメントありがとうございます。

>原作、続いています。
>現在、単行本7巻目かな。
>映画は、3巻目くらいまでのハナシですねー。

連載中・・・、そうなんだ(^_^;)

今日、近所の本屋さんで注文してきました。
連載終わるまで買うから、ちゃんと取ってねって(笑)

ちょっと調べたら、ラヴァーズ・キスも関係しているんですね。
本棚というか段ボールの中というか、兎に角探して読み直さないと・・・。
【2016/11/28 21:19】 URL | バニーマン #- [ 編集]

まいどです
こんばんは

是枝氏に云わせると、特に卓袱台シーンでは、小津より
成瀬 巳喜男を意識した…とか云ってましたね。
なるほどって感じですけど、個人的には山形での橋の上からの
美しすぎリ背景ボケと、海辺の逆光にやられた!って作品でありました。
【2016/11/28 22:16】 URL | pipco1980 #- [ 編集]


pipco1980さん、コメントありがとうございます。

>是枝氏に云わせると、特に卓袱台シーンでは、小津より
>成瀬 巳喜男を意識した…とか云ってましたね。

へ~、そうなんですね。
僕は成瀬監督に関して言うと小津監督より馴染みがないので、ちょっと思い浮かばなかったのでしょうね。

>個人的には山形での橋の上からの 美しすぎリ背景ボケと、
>海辺の逆光にやられた!って作品でありました。

あのボケはキレイでしたね。
映画でボケって珍しいな~なんて思いながら観ていました。
実際のところ背景ボケって、珍しいのかな・・・?(^_^;)

逆光は、インディーズタイプとか低予算の映画では多々ありますね。
昔、あるカメラマンが、女には逆光は使わないけどね・・・とか言っていましたが。
【2016/11/29 21:16】 URL | バニーマン #- [ 編集]


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